細木さん側は、自らを思わせる占い師が“悪役”で登場したことに猛抗議。
抗議を受けたフジ側は謝罪した上で、パッケージ化などの際には配慮することなどを約束して和解していた。
関係者によると、ドラマ制作サイドは「第３話」もＤＶＤに収録するよう要望したが、同局の“政治的判断”によって削除が決まったという。
まあ、彼女は「偉かったら黒でも白になる」という教訓をよいこのみんなに知らしめるという意味ではかなり得がたい人物ですよね。彼女に比べるとこれまでのキャラはみんな小物ですね。
若い女性タレントなんかに道理を説いてるのは、視聴率が落ちたといわれていてもなんかスゴイなと思うときがあります。前に正しい初詣のやり方とかやってましたしね。番組と局と全出演者、あと、ひょっとしたら視聴者も含めて、彼女に対するホストなんじゃないかと思ったりしますよ。そういった点でのくりぃむしちゅーさんのミゴトさを買われての２４時間テレビの司会抜擢じゃないかと思うくらい。
まだ、古舘伊知郎氏が司会やってたころの「オシャレかんけい」だかにブレイク前の細木センセイがゲストで、御宅訪問なんてやっていたですよ。今でもやってるの？知らんし興味ないけど。
そこで、屋根だけで３億円の駐車場とか、とにかくスゴイもの目白押しの豪邸を紹介してましたが、なんだか画面のハシに１４インチくらいのちゃっちいテレビと１万でお釣がきそうなちゃっちいビデオが、これまたちゃっちいガラスのテーブルの上においてあったですよ。なんつーかな、ホームセンターで総額２万って風情のもの。
それだけで何億とかいう毛皮と、そのビデオとテレビが、同じ画面におさまってるのがものすごい彼女のヒトとナリをあらわしてるなと思ったものです。
億の毛皮もブラウン管の１人暮らし用のセコテレビもそれぞれ彼女内の「価値」という基準にかなったものだろうなとそう思ったら、なんか逆に許せるなというか、どうでもいいなと思うようになり、妙にフラットに彼女のでる番組をみることができました。
だから、今回のニュースもマスコミも細木も馬鹿じゃない？とお思いになる方が多そうですが、おれは細木さんは馬鹿にされたのでお怒りあそばれたのだなと思うのです。その理由が限りなく低俗で、それによりイメージダウンのおそれがあっても彼女は「それがしたいこと」だから仕方がないのですよ。
まー、いいじゃん。よくあること。
おれはそれでいうなら「ごっつええ感じ」を政治的判断で野球中継を優先させてコトワリなしにつぶしたときのほうが5京倍ムカつくし許せないね。いまだに許せない。それに付随して、昨今、野球中継が人気内からって番組延長とかしないって姿勢にも怒り狂いそうになる。てめえら野球を優先させたいんなら野球と心中するか、盛り上がる努力しろよと。
と、これに関しても「どうでもいいいじゃん」と思う方もいますわな。つまりそういうこと。
