悪徳商法にご注意…「血液ドロドロ」実はウソ

慶応義塾大医学部中央臨床検査部の村田満教授(血液学)は「そもそも血液の“サラサラ”“ドロドロ”に、はっきりした医学的な定義はない」としたうえで、「一般的にブレスレットやアクセサリーを身につけて、血液の状態が改善することはありえません」と話している。

あらま。近くのドラッグストアでもドロドロ血がどうたらってビデオをエンドレスで流したりしてるよ。なに売ってるのかは忘れたけど。

医師免許を持たない業者が血液の検査を行い、「血がドロドロです。サラサラにしなければ…」などと不安をあおって、高額なブレスレットやネックレスを買わせる悪質商法

しかし、この手の商売ってのは絶対になくなることがないですね。ということはつまりこの手の商売をはじめる人が絶対になくならないということです。そういう方々はどこからどうやって、はじめるんでしょうかね。当然のことながら詐欺まがいってわかってやってるわけでしょうしね。

50歳代女性のケース。健康器具販売店を訪れた際、「血液を調べませんか」と店のスタッフに勧められた。スタッフは採った血を顕微鏡で見せながら、「血が動かないですね。70歳代(の血液)です」と説明。

 そのうえで、女性に磁気のある腕輪を身につけさせ、再び血液を調べると、「サラサラになりましたよ」と語ったという。腕輪の効果を信じた女性は、勧められるままに約20万円で購入した。

おれがこの商売はじめたら20万だすときに「うっそぴょーん」って種明かししそうだなあ。それは別にマジメで正直ってことじゃなくて、ウソをつきとおすプレッシャーに耐えられなくて。