どちらでも同じ意味でしょうか。このコトバに感心してました。
[ハムスター速報 2ろぐ ファミコンを知らない小中学生がまだ急増中 orz]
懐古は別に構わんが、思い出補正を考えずに、今のゲームを貶める連中は自重しろ。今のゲームも好きな俺が悲しくなるだろ。
これなんですよね。別にゲームに限らず、「昔はよかった」が顔を出してきて困るんですよね。
とくに、当時の最先端技術を駆使してるものが困る。ゲームだとグラフィックとかだし、音楽だとそのときの流行のリズムとかアレンジとかな。
思い出や懐古がとても甘美なものってのがよくわかります。だって、おれなんかにゃファミコンは懐かしくないもの。おれはそのひとつ前の世代さね。家で思う存分「ギャラガ」してえなあと思っていたころ。
[だ☆めーづ: 1975年生まれくらいの人は幸せなゲーマー人生を送っている仮説]
だから、これはこれで道理ですが、つまり整備されたアスファルトでフルスロットルで走ることができてラッキーっていいたいんでしょう。おれらはその以前の整備されてない、前もみえない荒地をひた走っていたのです。
[マイクロマガジン社:GAMESIDE(ゲームサイド) 最新号の紹介]
この「ゲームサイド」に連載されている「8bit年代記」がすごくおもしろいのです。これはその荒地を走っていた「ファミコン前夜」の時代のゲーマーを描いているのですよ。
最新号ではMZ-700というシャープのパソコンのゲームを紹介してましたよ。
アドベンチャーゲームなんてのは未来のゲームだったわけです。自分の選んだ選択肢でゲーム内で冒険がはじまる。こんなすばらしいことはないわけですよ。
コマンド入力タイプです。つまり、行動する文章を選択するのではなく、こっちが考えて入力しなければならないんですね。「ヒガシ イク」とか。これが1文字ちがってもニュアンスがちがってもアウト。それで正しいWORDを探すところがゲームがはじまるのです。
すごく未来だったわけです。そこでみえるものは確実にこれまでみたことのない地平だったのです。ここでみていたものの輝きは今ではけしてみることのできないものですよ。すばらしかった! 8bitサイコー!
なんて「思い出補正」のワナにまんまとハマる実演してみましたよ。というか、最初書きたかったことと全然ちがったことに素で驚いてます。かように思い出補正はおそろしいということです。