[松本人志の放送室]
松本氏がおっしゃってました。自分が調子悪い、運が悪いときほど、寄付とか他人にほどこしたほうがいいと。そうやって風向きを変えることは重要だと。
たしかにおっしゃるとおりと思いました。でも、なかなか、寄付するのも、ボランティアで奉公するのも、めんどくさかったりします。そこで、ネットで、できないかと思ったのです。それが「1日1マジレス」です。
ノリとしては「一日一善」と同じで、ネット上の文章にマジレスするというものです。相手を思いやって適当な美辞麗句並べるのは偽善ってやつだから、あくまでその文章に対して自分がマジで思ったことをレスするのです。
ただし、「知らね」「どうでもいい」「ググれ」など、真剣にそう思ったとしても、それを書くことになんの進展も見受けられないものは自重したほうがいいかと思います。少なくともそのスレ全体の「推進力」になるレスです。
これは「相手のため」というより、自分の中のケガレ(不運くらいに思っていただければ)を落とすミソギのようなもので、風向きを変えるためにイイコちゃんモードで応えるってゲームみたいな感覚で。たとえるなら、コンビニのお釣りの1円玉を募金箱に入れるくらいの軽さ。
それが元記事を書いた人やほかの読者のためになったり話題のタネになればそれは少しではありますが「善行」ではありますし、仮に、釣りだったとしても、ミゴトに釣られるワケでそれはそれでいいんじゃないかなと。釣り目的の満足分の善行は得られるわけです。
それだからって、リアルでもネットでも知っている人のブログやらミクシにマジレスするのは、なんていうかな、その人へ気持ちを注いでいる感じで、ちょっとちがうから、やはり知らないところのほうがいい気がする。
さしあたって、「ネタにマジレスカコ悪い」が伝統の2ちゃんねるより、不特定多数が匿名で書くというコンセプトの「はてな匿名ダイアリー」がいいかなと思う。ここでは何度か書いているけど、書きっぱなしで逃げるというピンポンダッシュ的な利用ばかりです。
そう、匿名だからってその手の荒し行為ばかりだと逆に運気が下がっていくような気がします。だって、2ちゃんねるのコテハンでみんなにNG指定されている人がノーベル平和賞とった事例は今のところないじゃないですか。
ゆくゆくはたまたま行き着いたブログやミクシの人に下心なくマジレスできるような人間になれるといいなと思う。
そういうコミュニケーション能力活性にも役立つか。ここしばらくの没交渉っぷりはすごいからね(バーチャルでも現世でも)。