ところが万引き防止用のタグが反応し、警告音を発しました。
それが聞こえるや否や、店のスタッフが来る前に道路を走り出し、さっさと逃げ去っていきました。
問題は6歳の娘を店に忘れてしまったことです。
この6歳児は母親がどこに行ってしまったのかわからずにぽつんと立ち尽くしていました。
ガキ連れのほうがかえって万引きがあやしまれないとかですかね?
まあ、この場合も逃げるのはベターではあります。ガキを気にしていたら逃げられないし、変にガキに声をかけるのもマズイしね。
だから、概ねまちがった行動をしてないわけです。そもそもの前提として「万引き」がまちがいなのですが。
気づいた店員はすぐに警察に通報し、警察は子供を保護しました。
後で子供が行方不明だと父親が引き取りに来たそうなのですが、子供が迷子になった経緯を聞くと驚いていたそうです。
この店員はアタマがよろしいな。この店員の行動もまたベターだと思います。ヘタすれば逃げられるもんね。そうしたら万引き大成功になるし、かといって長いこと店で拘束するとまたおかしなことになるしね。
さすが合理性の国ドイツのデキゴトであるな。
まあ、ダンナには不条理すぎるデキゴトだろうけど。