[「背に腹は…」24時間居座り煮込みなど22品無銭飲食 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)]

容疑者は「金はないが腹が減っていた。背に腹は代えられなかった」と話している。

サイアクだこんなやつ。というか、「開き直る」ヒトが苦手だなあとしみじみ思う。それはルール違反だろう。ルールなんか前もって決めているワケじゃないし、この場合は明確な法律違反だから捕まるワケなんだけど、「金がないけど腹が減った」から食い逃げはねえだろ。なんだか、このエラそうな「仕方がない」って態度はホントにイラっとする。ああそうだ、おれは「仕方がない」というコトバもキライなんだな。ホントに「仕方」を十分に考えたのか?と思うよ。
この場合にしても、とりあえず、警察や近くの役所に相談すればとりあえずなんとかならなかったのかしら?

店員は再三、代金を要求したが「金はある」と言っていたため、注文に応じていた。あまりの長時間の居座りに不安になって通報したという。

これ、食ってるやつもそうだろうけど、それと同じかそれ以上、この事件の開き直りっぷりでいうと、まちがいなく店員のほうがイヤな気持ちになるんだよ。
すごくぶっちゃけると客はメシ食ったらとっとと金払って出て行ってほしいのよね。「ごゆっくりどうぞ」ってのはウソです。
だから、この場合の「金はあるから」って、たぶん、みるからに金のなさそうなやつが追加しまくるやつはサイアクなんだよ。そういう精神的苦痛も請求してやればいいんだよ。

ああ、だから、よくしたもので、ホームレスなキャリアの長いヒトはいかなる店でも前払いします。「金を払ったからおれは客だ」というのを最初に成立させて、ゆっくりいるんですよ。じゃないといつ追い出されても拒否されてもしょうがないってのをわかっているから。実際、すごく静かに小さく居るし、休み時間とかの前にはすっといなくなるけどね。

まあ、こういうヒトにとっちゃ、シャバでの最後の贅沢くらいな気持ちなんでしょうが、それがファミレスじゃあしょうもねえよなあ。