パトロール中の署員が路上で女性にわいせつな行為をしている男を見つけ、職務質問しようとしたところ、男は逃走。署員が約５０メートル追跡し、現行犯逮捕しようと男の左手に手錠を掛け、右手にも掛けようとして振り切られたという。
こんな昔の刑事ドラマみたいなことってあるのね。
なにがめずらしいかって、そういうところを警察にみつかり、なおかつ、逃げて捕まって、さらに逃げたところですかね。
「ラッキー」と「アンラッキー」を警官とわいせつ男の間でモーレツなイキオイで行き来してるんですよね。
わいせつ行為をみつけた警官はラッキー、みつけられた犯人はアンラッキー。
職務質問で逃げられた警官はアンラッキー、逃げた犯人はラッキー。
捕まえて左手に手錠の警官はラッキー、犯人はアンラッキー。
右手にかける前に逃げられた警官はアンラッキー、犯人はラッキー。
で、結局のところ、現在左手にステキなブレスレットをつけている犯人は追われる立場でアンラッキーではあります。
そして！ 被害者女性はずっとアンラッキーです。
だから、警官は早く捕まえてラッキーを取り戻しましょう。そうしても女性はアンラッキーのままですが、いくらかマシなアンラッキーになれるでしょうしね。
参照：
[ひったくりの男、逃走途中で転び通行人に御用 - MSN産経ニュース]
容疑者は逃走したが、女性が「ひったくりー」と叫びながら自転車で追跡。約２００メートル先の路上で、女性の叫び声を聞いた男性会社員（３８）が手を広げて立ちふさがったところ、容疑者が転倒したため男性が取り押さえた。
前記のわいせつ男にはここでのひったくり男を転倒させた神がまたちがったカタチで彼を転ばせてほしいものです。
