このカロリーメイトめいたモノと、ウィダーインゼリーめいたモノ。あと、各種サプリメント。これっておれが子供のころ読んだ雑誌にあった「未来の食事」のまんまだよなあ。
あのときは「味気ない」とか「クール」とか思ったけど、いまやどっちも「思わない」ってのがスゴイよ。つまり、カロリーメイトやらウイダーインゼリーは食事として変わっているとはいえるけど、おかしいもの、異なもの、じゃなくアタリマエにそこにあるものになっているんだもんね。これがリアルの「未来」なワケだ。インターネットやケータイもSFそのものだよな。
そして、あのころは絶対に普及する未来のガジェットであるテレビ電話がさしてみんなつかってなく、それよりも文字だけのやりとり、すなわちメールがが隆盛をほこっているのはすごく未来。手塚治虫氏をはじめすでに鬼籍のSF作家には想像もつかなかった未来。そしてそれは今。
