[「いつも上司を殺していた」蛭子能収流・今を生き抜く処世術 - 日刊サイゾー]

蛭子 そうですね。ただ、オレはマンガで上司を何人も殺したけど、特定できないように描きました。今はブログとか掲示板で堂々と相手のことを攻撃する人が多い。それはズルイですね。

エビスさんはすばらしいね。どっちがズルイのかよくわかりませんが、エビスさんがすばらしいということはすごくよくわかります。

ネット上で誰かの悪口を書く暇があれば、小説でも書いて怒りを形にすれば良いんじゃないか、って思います。オレは会社での怒りをマンガにぶつけたから、おもしろいものが描けたと思ってる。たとえば派遣切りにあった人達は、今こそその怒りを小説とか音楽とかにぶつければ良い作品ができると思いますよ。

すばらしく前向き。コレだと思いますよね。こういう「怒」や「負」をエネルギーとした瞬発力や破壊力ってのは本当にバカになりませんからね。

オレはギャンブルが趣味なので、負けることに慣れてるのかな。大体、勝負なんて10回のうち3回勝てばいいんですよ。だから、若い人たちもギャンブルをすれば、挫折なんてしなくなるんじゃないかな。ムカついたらそれをネタにまたマンガを描けばいいですし。

本当にそう思うわ。ギャンブルしようとは思いませんが。