[asahi.com(朝日新聞社):かばんに4千円あったのに…忘れて強盗、悔恨の有罪判決 - 社会]

昨年12月に仕事を辞め、車内で寝泊まりしていた男は、今年2月、所持金が4円しかないと思い込み、果物ナイフを持って岐阜県各務原市のコンビニに入った。店員をナイフで脅し、菓子パンと缶ビール、たばこ(計800円相当)を強奪。近くでパンを食べているところを発見され、逮捕された。10日間余り、何も口にしていなかったという。

こういうヒトに「泣きの一回」で、なんとかしてくれるってシステムはなにかありそうな気がするんですが、こういうヒトは知らないんですよね。だから、こういうヒトのためにも絶対に義務教育のあいだに教えるべきだよな。

逮捕後、警察官が男の車にあったかばんから現金4千円を発見。男は公判で、「すっかり忘れていた。金があると知っていれば、こんなことしていません」と繰り返した。4千円のうち千円を、弁償金として弁護士を通じコンビニの店長に払った。

深夜の馬鹿力」という深夜ラジオの新コーナーで、「空脳アワー」ってのがはじまりましたよ。「空耳」のように脳がカンチガイしてしまう事例を集めるってコーナー。これもそうですよね。ポケットに入れた金は突然消えますよ。そして、帰りにそのポケットから現れたりします。それですよね。

「耐えられないほど空腹になったのは無計画な金遣いが原因。動機に酌量の余地はなく実刑も十分考えられる」と述べた。しかし、被害が少額で弁償されたことを刑猶予の理由とした。

54歳になって、こういう風なしかられ方をするのはイヤだから、せいぜい今夜のおまんま代はいつも持っているようにしようとは思いました。