SFCの「クロノトリガー」をROMハックしたデータを利用して続編を開発していたそうです。もうほとんど完成という段階でスクエニに「まった」をかけられたと。
特にリリースの直前だったことに加え、こうしたROMハック作品は既に多数作られていることなどから、関係者も驚きを隠せなかったようです。
今回、事件そのものは「そういうこともあるだろうな」とは思いますが、おどろきなのは、「ROMハック作品」が多数あるってこと。ジャンルとして確立していることかな。
ほかにどういうのあるんだろう?って。
その昔ファンがHalf-Lifeを改造してCounter-Strikeを制作した時、Valveが何をしたか知っていますか?彼らはファンの努力を横暴に停止するのではなく、ゲームのライセンスを取得するとそれによって商業的に成功を収めました。
そうか。そういうのは聞いたことあるな。そういう文化か。PCのゲーム文化なのだな。
クリエイターをDSやWiiウェアへの移植プロジェクトに参加させるなど、ファンの情熱をマーケティングベネフィットとして利用することを考えてみてください。
ね。せっかく作ったのもったいないから、いったんスクエニで「預かり」すればいいんじゃないの?
ゲームは原作クロノ・トリガーと同じキャラクター達が登場し、ジール王国の秘宝から蘇った新たな敵に立ち向かうストーリーが展開。35時間のゲームプレイ、23のチャプター、10種類のエンディングが用意されていたとのこと。
普通におもしろそうじゃん。安く買い取って手直しして発売すれば、すべてがうまく収まる気がしないでもないんだけどね。