「新刊点数が増え過ぎた。既刊本が店頭に滞留する期間が圧倒的に短くなっている。出版社も書店も本来はスローなメディアだったはずの本の価値を忘れてしまって、ベストセラー至上主義に走っている」
ホントそう思うわ。すべての本が週刊誌もかくやの寿命になっている気がする。
以前のように、本屋を探し回ると「おお、こんな本があった!」って発見は皆無だよな。それはブックオフなどの新古書店にすら及んでいる気がするよ。
ただまあ「先がない」とか出版業界がいわれてたのは戦後すぐからだもんねえ。テレビが脅威だとか、映画が脅威だとかな。そのわりにずっとこうだから結局なんやかやいうて続いていくんだろうなあ。