[32歳女性。裕福な男と結婚してリッチな専業主婦として女性誌に特集されるという夢を捨てられない | 無題ブログ]

これはいい文章だなあ。「道徳」の教材に取り上げられるんじゃないか?

理想と現実をさまよって……
http://www.aera-net.jp/summary/100117_001399.html

私、田舎じゃ立派な行き遅れなんだよなあ──。
実家は香川県の、そのまた地方にある。32歳になった今年は、帰省したとたん、母と姉が総攻撃。かなりきつかった。うんざりだ。
「お見合いする? けっこう格好いい人、いるのよ」
冗談じゃない。
姉みたいに、地元の農家の息子と結婚して農作業に追われるなんて、お断り。
あんな田舎で、私と釣り合う年齢で結婚してない男自体が、怖い。
耳をふさぐようにこたつにもぐりこみ、顔だけ出した状態で、母親に答えた。
「まだ、いい」
裕福な男性と結婚して、リッチな専業主婦として女性誌に特集されるという夢は、捨てていない。

イケメンで一流企業勤務の男性からプロポーズをされたのは、27歳の時だ。
でも、彼と結婚したら専業主婦にはなれるかもしれないけど、リッチな専業主婦にはなれない。
東北地方の彼の田舎に、いつかは帰らなければいけないのもイヤ。
彼がもっと熱心に口説いてくれたら、わからなかったけど、軽くしぶったら、腰を引いてしまった。
今では、そんな彼がうらめしい。
それ以来、彼以下の男性とは結婚できないという呪縛ができてしまったからだ。
もっとリッチで、イケメンで、情熱的で……。
自分でもキリないよね、と思う。わかってる。(略)

確かに容姿だけでモテる時期は短い。
旬は過ぎているのかもしれない。
でも、今までは、「そのままでいいんだよ。君が一番だよ」と言われてきた。そんな言葉が、理想を追う力にもなってきたんだから。もっと言ってほしい。
急に生き方は変えられない。理想も捨てられない。

みんなそうじゃないの—-?

思わず全文引用。あと、下ほどにあったもう1本の名文も引用しよう。

わたし短大卒で事務職やってたけど、おかげでヒマだし食い扶持探さないと
生活できないから必死で合コンしまくり股開きまくって国立大卒の研修医ゲット
できて勝ち犬専業主婦奥様になれた。

なのに知り合いの美人女弁護士、アルバイトの事務君と
結婚したんだって、笑っちゃった。
女だてらに「一人前に認められるよう頑張る」って
婚期を棒にふって男以上に徹夜残業続けた結果が、
アルバイトの事務君ってもう負け組以下の負け組でしょ。

私、今まで勉強も努力も大嫌いでキャリアも学歴もなかったから
「キャリアウーマン」ってゆう女にずっとコンプ持ってきたけど、
この時ほど「勝った」って思った瞬間はなかったわ。
若いうちに股さえ開きゃ、性格なんて関係なくエリートATM旦那が
ゲットできるのに、わざわざ残業徹夜していきおくれて事務職男と結婚、
って低能じゃない?

この世って頑張った女が一番負け組になるようにできてるんだよね。
ほんと、IQ低い怠け者に生まれて得したわ。つか、女に生まれて良かった!

高学歴女ども、ざまあみろ!
おまえら負け犬のクズなんだから、私の前に土下座しな!!

これな。
両方ならべて読ませて「どっちの女性が幸せですか?あなたならどっちがいいですか」なんて授業の授業参観があるならすげえみにいきたい。