なるほど、燃え上がれ〜ってな。
「プラモデルは相棒で自分の体と心の一部だったため、処分された絶望感で一緒に死のうと思った」とプラモデルに対する特別な感情を説明し、執行猶予付き判決を求めた。
おめえこれで執行猶予もらってどうするつもりだったの?
火つけた家にまたいるつもりだったの?
「自己中心的、身勝手との非難がまさしく妥当」として懲役4年(求刑懲役5年)を言い渡した。
いやまあそうだろうや。異論はないですよ。
でも、自分が大事にしていたものを、たとえ身内であろうと勝手にどうこうされる「痛み」ってのはないがしろにされていいってもんじゃないとは思うんだけどね。
たとえばこれ。どんなホラーよりコワイし、心臓が痛くなって、イヤな汗が出てくる。
[友人に楽器を貸したら勝手に売られてた その1:ハムスター速報 - ライブドアブログ]
[友人に楽器を貸したら勝手に売られてた その2:ハムスター速報 - ライブドアブログ](2までで一応完結)
そしてこれ。独立して取り上げようと思ったけど同じ流れだから。
トモダチと思っていたやつに貸していたギターをなじみのギター屋でみかけたときの衝撃な。
この話はそれだけに終わらずにとてもイヤな流れに向かっていくし、よくある、「こういうメンヘラっぽい話しだとたいてい父親はいいやつ」って定石をちょっと破ってて話としての完成度が高くて読ませるんだけどさ。
ムーンライダーズの歌にもありますけど、モノに対する愛ってのはあるんですよ。その熱量は相当個人差があるし。
ヒトに対する愛や気配りはみんな配慮があるけど、それがヒト以外になると、とたんにぞんざいになるんですよね。いわゆる「こだわり」ね。
他人と他人のモノ、あと「こだわり」は同様に配慮し、認識し、理解に努めような。と、まあ自戒も込めて。