[「上手な子供の作文」水嶋ヒロ処女小説に“賛辞と酷評” (1/2ページ) - MSN産経ニュース]

「文章力や語彙力は新人という点を考慮しても、商業作品として出版するに値しない」「“命”をテーマにしているとはいっても、彼(水嶋)がそれを読者に伝え切れてないなという印象」「エンターテイメント性があるわけでもなく、『ここ笑えるでしょ?』的な寒すぎるギャク?も失笑」「上手な子供の『作文』を読ませてもらうには、(1470円は)高すぎる」−。

こういうリアクションがあることはわかりきっての上での発売なんだからスゴイ話です。
そのプレッシャーってのは、前もってわかっていても書き上げたものが仮に超名作だったとしてもスゴイのしかかってくるだろうや。

だいたいが、買うヒト、どれくらいの割合かはわかりませんが、「おためし」とか「イカモノ食い」とかそういう物見遊山度が高いとは思うのです。
そして、そのなかには、「たたこう」意識が強い。
なんていうかな、「笑ってなんかやるものか」という気持でM-1をみる感じ? 審査員感覚で?ってな。

もちろん、それが悪いわけじゃないけど、そのプレッシャーの中にヒロ氏はいたってことですよ。
それで印税1億円ってのはワリが合ってるのかどうなのかはわかりませんけど(ま、おれなら超合ってるけど)。

これに対し、同じく5段階で評価する楽天のユーザーレビューでは、星5つが最も多く、全く逆の評価だ。

 「文字が嫌いな私でも2時間も掛からず読破。それくらい引き込まれました」「水嶋ヒロさんが書いたということを抜きにして、面白くてあっという間に読み終わりました」「全てが幸せで終わるわけではないですが、ちょっと命を考えさせられました」と、かなり好意的だ。

へーそうなんだ。こっちは楽天にはまたちがった価値観を持った方が多数おられておもしろいですね。

[水嶋ヒロ「KAGEROU」人気を斬る! 緊急覆面記者座談会 (1/2ページ) - MSN産経ニュース]

こういうのもありました。

こうやって全国のあちこちで肴になるってのはありがたい話でもありますし、その肴代とみるって割り切りもあるんだろうねえ。

ま、おれはやさしいから「読まない」し「今後いっさい語らない」です。コミカライズしたのを買った場合、あるいはどこかで書くかもしれませんが。