[“マンガ規制条例可決”で表現を殺さないために - ガジェット通信]

東京都ではすでに、“区分陳列(ゾーニング)”は行なわれている。『ドラえもん』の隣に“過激な性表現のマンガ”が置いてある書店・コンビニなどは、そもそもない。

そりゃそうだ。
そんなことでいえば、普通の店のとなりに風俗店があったり、民家の切れ目にラブホテルがあるよりゾーニングができてるよな。
それにわかるよなそもそも。これは容易に10代やそれ以前の感じを思い出せるし、そのころからエロとそうじゃないところってのはわけてあったよな。わけてないのは、サブカルエロをオシャレとして売りだそうとしているヴィレッジヴァンガードとかそういうところだろうや。

今回の条例の規定が“著しく曖昧で、監視当局の裁量のままに暴走する恐れがある”ことに、多くの人々の危惧は集中している。“過激な性表現を子どもたちから遠ざける”だけなら、条文をもっと限定的に絞り込むべきではないか。

そうなんだよな。それの象徴的な存在として都知事や副都知事の尊大なものいいが相まって余計にひっかかることになってるんだよ。彼らはだれをなんの目的をもって挑発しているのか本当にわからない。おれが推測できる唯一の答えは「おれをなめるなよ」ってことくらい。

規制が直接的な“性行為”のみに収束する保証はどこにもない。人前で尻を出してオナラをするような下品な行為は、“社会規範に反する”のではないか。裸になって、土手を走るシーンはどうなのか。“刑罰法規”は幅が広く、今後新設されたり、改正される“刑罰法規”も自動的に含むというなら、東京都の規制の範囲の線引きはきわめて曖昧だ。

こういうことを「慎重に運営するから大丈夫」って都知事や副都知事がいったところでそれを鵜呑みにできるほうがおかしいやな。

ま、これからどう巻き返していくのか、どう行動したり監視してればいいのか、ちょっとわからんけど、このニュースはホント、これまでにないゾワゾワした感じがあったので注意していなきゃと思うのでした。

まあ、とりあえず、この問題に反対の立場で熱心な保坂展人氏の動向をみてればいいのかもしれないなあと。

[保坂展人のどこどこ日記]