これはおもしろい考察。
昔、オタクといえば他人が価値を見出さないものに対し無尽蔵に金をつぎこむ「非合理」な存在だった。
オタキングが「オタクは死んだ」と言う時のオタクは、まさにこのタイプを指している。
しかし今のライトオタクは「合理的」な判断に基づいてオタク趣味を選択しているのだ。
むしろ安上がりでお手軽だからこそ、アニメやゲームにハマるのだ。
だから金は出さないし、マーケットは熱いのに儲からない。
たしかに基板買ってゲームやったり、クソ高いLDボックスをガーンと買ったりすることなく、それ以上の環境をお手軽にリーズナブルに手に入れられますからね。アーケードのゲームはダウンロードすりゃ800円でWiiの中におさまるわけだ。
犬を飼えない住環境だったらDSで『ラブプラス』をプレイすればいい。
いやむしろ、普通にエロゲーでいい。
虚しいというのなら、恋愛だって同じくらいに虚しいだろう。
恋愛至上主義者というのは、単に中毒のターゲットが異性であるというだけなのだから。
ここいらはどうかな?とちょっと思う旧タイプではあるんだけどさ。
それでいうんなら今度は結婚生活的なラブプラスが出てくるんかしらね?同棲とか。
ま、本屋のクルマ雑誌コーナーで立ち読みしてるヒトが皆無になった今がすごく象徴的だよな。
そもそも雑誌コーナーで立ち読みしてる「男性」がガクンと減った気がする。女性は女性誌で相変わらず立ち読みしてる気がするけど(それでも数は減ったか)。
ま、男性の場合、エロ雑誌がシールしてあるって事情も大きいんだろうけど。