[部下をやる気にさせて育てる指導術:部下を育てるキモ「受け入れて、認める」を実践するための3つのQ&A (1/4) - ITmedia Biz.ID]

すごくおもしろかった。

[失敗は絶対に非難しない方がいいと思う理由 - 読んだものまとめブログ]

もともとはこれがあったんですよね。

失敗を押しつけて切り捨てることは簡単ですが、それをしてしまえば皆が失敗から逃げ始めます。自分の順番を恐れて、責任の押し付け合い、内輪もめが頻発し、亀裂が入り始めます。

失敗したヒトを責めてもイイコトはなにもないってことで、それは理屈としてはすごくよくわかりますし、デメリットが多いこともわかります。
でも、その際に、自分の感情、そして、その失敗での損害を補填する技術が抜け落ちてるなと思ったのです。

ときおりみかけます、こういう啓蒙めいたエントリ。**する5つの方法みたいの。
それらはたいてい「そりゃそうだろ」って、すごく合点がいくことが多いです。いいかたを変えるなら「知ってるよ」ってことです。

[短時間睡眠の方法教えてやるよ 働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww]

参考までに、今日みた「そりゃそうだろ」。

だから、もう一歩踏み込んでほしいよなあと思っていたりします。そりゃあまったく画期的なみたことのないきいたことのない斬新な手法ってのは、ネットでタダで垂れ流すより自分だけのものにするか金を撮るべきですしね。

で、タイトルのエントリですよ。これにはピンポイントで答えがありました。

1つは「受け入れる前に認めようとしてしまう」こと。「受け入れ、認める」ことに慣れないうちは、ついつい認められるところを最初に探そうとしてしまいます。しかし、探していると「こいつ人の話聞いてたのか?」と思ってしまうような、相手の欠点やミスが往々にして目に付いてしまいます。そうなると、相手を受け入れる事も認める事もできなくなるのです。

水野浩志氏という方の論によると、他者に対しては「うみの気持ち」で接することとあります。

う→受け入れる
み→認める

これで「うみの気持ち」ね。その具体的な方法も書いてあります。

参照: [部下をやる気にさせて育てる指導術:ほめても叱っても部下は育たない (1/3) - ITmedia Biz.ID]

認める前に受け入れるってのはけだし名言だし、かなり重要なテクニックだなと思いますよ。なぜならとても難しいから。だって、受けて入れるということは異物が混入してくることですもんね。

例えば、私の場合、相手を受け入れるために、
「おお、そう考えるんだ。なるほどねえ〜」

                                        • -

「20点“しか”取れていない」という言葉を使って感情的にならず、「20点である」という言葉を使って、事実をフラットに受け止めるようにしています。そして、翌日21点という変化が起きたら、「“まだ”21点しか」と受け取らず「昨日より1点上がった」と認めるようにしているのです。
[部下をやる気にさせて育てる指導術:ほめても叱っても部下は育たない (3/3) - ITmedia Biz.ID]

具体的にはこんな感じだそうで、これもなるほどと。まあ悠長な話になりますがなるほどと。

「受け入れ、認める」ことを怠って部下をどうこうしようとしたら、それはもう「おこがましい行為」と言わざるを得ません。

でもそうなんですよね、「おこがましい」というコトバにまたガーンときましたよ。

これは別に上司と部下というカンケイだけじゃなくて対ヒトの誰にでもあてはまりますね。意識していこうと思いました。
犬の飼い方に、犬は無意味に吠えないとありましたが、いわんやニンゲンはですよね。でも、基本こういう上から目線でバカに対応するってスタンスではあります。

[どうしてもやる気がない時に自らを奮い立たせる方法 | nanapi[ナナピ]]

で、やる気を出さないといけない方はこちらを。きっかけの動作を作るってのは新味だなあと。