[バカと暇人のネット界…“ズレた人”の情報で次の被害者が! - ZAK×SPA! - ZAKZAK]

これは非常に興味深い。

価値判断基準があまりにも常識からズレている人が、ネット上では盛んに情報発信しているということです

筆者はウナギ1kg1680円のネット通販をみつけました。買う決めては絶賛の声。
でも、届いたのを開けたら尻尾ばかり1キロ。

単なるサクラならただの騙しの業者ですが、仮にこれが本気のコメントだとしたら、ここにはもっと根深いネットの危険性が潜んでいます。

そう、そうなんですよ。それで、話はクダンのおせちの話。あんな衛生面に気をつかってない文化祭みたいなノリでパツキンがヘラヘラと並べてるおせちなんざ1万でも高いんじゃねえの?ってことですよ。
それはもっと拡大解釈するなら、ケータイのソーシャルゲームでのアイテム追加課金だったり、ペニーオークションだったりねえ。

そいで、なにがタチ悪いかって、こういう記事を載せながら左側をみるとクーポンサイトの広告が記事みたいな顔してあることだよなあ。

今タイピング間違いでみたことない字が出てきて「気持ち悪!」って思った。
「ぜっさん」を「ざっさん」とまちがえたら「雑纂」なんてそのままだったらどう読むのか意味がなんなのかさっぱりわからないのが出てきてゾワリとした。

ネットの商売ってこういうフェイス・トゥ・フェイスなら絶対に有り得ないことが成立する危険性をはらんでる。まあ、手垢にまみれてもうしわけないけどさ。
それにひっかかるのはバカと暇人のズレたヒトってことな。
これ、情弱とか情強だけじゃなくて、それぞれのステージでズレたヒトがこういうことにひっかかってるような気がするよ。だから、情弱をバカにしてるヒトもどこかでコロリと引っかかったりね。

前記のおせちでも、「まあ美味かった」みたいなオチのヒトも少なからずいたからね。

そして、効果的なウソをつく手法として、少しの「ホンモノ」を混ぜることなんて山本直樹氏の「あさってDANCE」であったけど、このズレたヒトがその役割を担ったりしてしまうわけですよ。

たとえば、価格.comで「はじめて買いました」って書いておきながら絶賛してたりな。つまり、比較対象がなにもないのに絶賛するヒト。
このヒトをズレたヒトってのはちょっともうしわけないけど、彼らは素直にそう思って絶賛してるからタチが悪いんですよね。それが型遅れだったり、市場価格は半値以下なのに絶賛してるからってほだされてフラフラと買ってしまうんですよ。そいでウギャーっと。
でも、これは騙されてるワケではないんですよね。ここが問題。

ネットの絶賛ってホントにアテにならないんだよね。

新しいネットサービスにお金を使う前に、消費者も広告主も「これは本当に必要か?」と立ち止まって考えてみることが肝要だろう。

いわんや大元のシステムにあたるようなのはコワイわけよのお。
だから、ビビリやヘタレ上等ってことだよなあ。

ズーラシアンブラス(2009年4月)1/9 『おばけなんてないさ』 :

セレブの逆援助交際なんてないさ。
パチンコを打つだけのカンタンなアルバイトなんてないさ。
家出少女が神を待つこともないさ。
絶対とくする投資なんてないさ。
安いブランド時計なんてないさ。