男性は母親(72)と2人暮らし。勤めていた東京の会社が約15年前に倒産。故郷に戻り、引きこもるようになった。
「避難はおっくうだった」と男性。11日の激しい揺れの直後、「逃げなきゃだめだ」と何度も訴える母親の言葉を聞き入れなかった。母親だけが避難した直後、ドンという音とともに、自宅は流された。
部屋の壁が崩れ、天井が落ちてきた。あっという間に胸まで水に漬かり、屋根の梁に手を伸ばし必死に抱え込んだ。わずかな空間で呼吸し、屋根ごと1キロ近く流された。
だが間もなく屋根は真っ二つに割れ、濁流の中に。ようやくビニールハウスの骨組みをつかみ、波に耐え続けた。どこにいるか分からなかったが、寒さに震えながら高台へ歩き、隣の久慈市の避難所に着き、母親と再会した。
「TSUNAMI先生はたいしたもんじゃ。グレート・ティーチャー・ツナミじゃ。GTTじゃ」
こうゆうどうでもいいヤツ程、助かるんだよな
まぁ、これから生き地獄を味わえばいいわ
ここまでは思わないけど、多分に、被災地では「あんないいやつが死んで、あんなイヤなやつが生き残るなんて」的なことがありそうだよなあ。
Twitter情報だからマユツバ上等で書くけど、津波に耐えてセーフだった家のヒトが避難所でいじめられてるらしいからね。
ま、ほんと悲喜こもごもだよなあ。未曽有の事態だから未曽有のドラマを生み出してるんだよなあ。この先も映画化されるような「よくできた話」が今リアルタイムで起こってるかもしれないんだよな。
MSNのニュースだと省略されてる記事の最後の部分
母親は涙を流しながら男性を抱き寄せた。男性は「コミュニケーションは苦手だが、
避難所の生活はそんなに苦ではない。またたばこが吸えてうれしい」と話していた。
ほらいいドラマ。
しかし、考えてみれば被災地のタバコってどこから出てくるんだ?やっぱボランティアで配られるもん?