[菅首相の原発事故メッセージの酷さを視覚化!原稿確認44回、区切り99回、言いよどみ12回:ざまあみやがれい!]

おお、これはちょっとすごいね。

要人の会見を目にするとき、私たちが感じるのは言葉だけではない。目の動き、息遣い、言いよどみ、なども含めて脳は情報として処理する。これらは悪い影響がある場合ノイズとなる。どれだけ言葉が立派でも、ノイズが多ければ私たちは声明に魅力を感じない。

まずは【1】「メッセージ全文の文字おこし」をお読みいただき、その後、【2】「原稿に目を落とす」箇所を加えたもの、さらに、【3】「言いよどみ」を加えたもの、を順番に掲載する。

つまり素のメッセージに、2段階で「ノイズ」を足していった結果、どれほどの読みづらさ、すなわち聞き取りづらさを感じるかってのを視覚で表現するってのは、ちょっと発明といっていいほど画期的ですよ。

なにがすばらしいって、ほかにも応用がきくし、コピー&ペーストが可能という点でもすごい。なんたっておれはこの記事、tumblrで知ったくらいで。
それでいてネットの文章を読み慣れているヒトにはこれ以上ないわかりやすさがある。

今回の原発事故は日本の運命を大きく変えたのだけど、その副産物としての少なくない「いいこと」(これまでもこの先も絶対に出てくる。そりゃあ悪いことのほうが量でいったら多いんだろうけど)として、この「ノイズ」表現法が発明されたということがあるんじゃないかしら?

持ち上げすぎか?イヤそんなことはない。

そして、逆に、震災直後からしばらくのあいだ、枝野官房長官にネットですら人気があったのはこの逆なんでしょうね。

参照:
[枝野官房長官から学べる10のこと:危機管理広報の視点から - the Public Returns - 続・広報の視点]


参照2:
[菅総理からのメッセージが感動的すぎると話題に「見直した」「涙が止まらない」「ありがとう民主党」などの声]

参照3:
[枝野のケツを犯したい / 流速VIP]

そして、実にまだ終わってない。