窓口担当者からセンターの使用について不許可の連絡があった。永池さんがセンターを所管する市商工労政課に電話で理由を尋ねたところ、担当者は「タイトルが問題です」と答え、さらに「『闘争』が政治的」と指摘し、「上の判断」と答えたという。「闘争という言葉についてしばらく議論になったので、印象に残った」と話す。

 センターの使用許可要領では、「特定の宗教や政治団体の宣伝及び勧誘の色彩の強い利用目的と認められる場合」は不許可と明記されているが、市民運動の会合や記録映画上映は不許可の対象になっていない。

市域が原発の30キロ圏内に入る出水市での上映だそうです。

原発震災を問う人々」シリーズ第1弾
映画「脱原発 いのちの闘争」

<映画の概要>
2011年3月11日フクシマ原発震災が起こって
しまった後も、いまだ原子力政策を強引に推し
進めようとする巨大なシステムに振り回され
るなか、声をあげつづける九州の脱原発運動の
市民たち。彼らに寄り添ってまわしたカメラを前に、電力会
社、行政、国家との関わり(九電交渉、九電株主総会、佐賀
県庁申入行動)のなかで見えてきたものは一体何か。
(上映時間:102分)
[クレイジーエナジー制作プロジェクトについて - 西山正啓監督映画制作プロジェクト]

こういう映画だそうです。

まあ、反対したくなる気持ちはわからんでもないわな。
でも、反対したほうがいろいろと面倒なことになるのにね。
だって、おれはこんな映画があることを知ったぜ?出水市で、そこいらがわかるヒトならおもしろくってしょうがないだろ?
だから、しれっと上映させたらよかったんだよ。おれが出水市の住人だったらきっとみなかった。そんなオッパイもでてこないようなものと思ってた。でも、今上映するならきっとみにいく。そういうもんだろ。

担当者は朝日新聞の取材に「施設の目的に照らして(利用は)非常に厳しいと答えた。タイトルも話題になった」と認める一方、「政治的だとか、上の判断とは言っていない」と説明。上映会による集客が「市民の交流や商店街の活性化」につながる可能性もあることを認め「思いが至らなかった」と話した。また上司にあたる産業振興部長は「もう少し慎重に対処すべきだった」と話した。

こういうことがあるから、きちんと録音したほうがいいんだよなあ。
ま、これで推進派は反対派と同じくらいのイバラの道を歩くことになったってのがよくわかりますね。おたがいがんばって傷だらけになってください。