[Re:戯言:[3DS] スーパーマリオ 3Dランド 『アクションが苦手な人でもクリアできる「アシスト機能」搭載』]

アシスト機能の情報を公開
冒険に行き詰まった時に「アシストブロック」が出現、攻略をサポートしてくれる
5回のミスで「無敵の箱」、10回のミスで「パタパタの箱」が出現する
アクションが苦手な人でもクリアできる

「ゲームはクリアするもの」になったのはアドベンチャーゲームが先なのか、RPGが先なのか。
おれがゲームしはじめるようになったときは、面がすすむたびに敵がつよくなるだけどあとは延々とループし続けるものだったんだよな。

そいでもって、たぶん、アクションゲームで「おわり」があるものの最初期に1番売れたゲームって、実に「スーパーマリオブラザーズ」かもしれないよなあ。

ゲームにはクリアがある。そいでマリオがエライのはずっとその「責任」を取ろうとしていることだよな。
それこそ、「スーパーマリオブラザーズ」からもそうだけど、クリアするステージを選ぶことができるというギミックからはじまっている。
スーパーマリオブラザーズはワープできたじゃないですか。それを組み合わせるとクリアだけなら短い時間でできるようになった。
それから発展して、いくつかのルートがあってカンタンなほうむずかしいほうと選ぶことができるようになり、それはさらに好きなコースから選ぶことができるようになりと、進化していって「スーパーマリオWii」だとお手本プレイになって、次の進化がこの「お助け」機能なんだなと。

今や、ゲーム格差ってのはものすげえことになってると思うんだわ。今の顧客は「そういうもんだ」とは思わないからね。自分が楽しめないゲーム=クソゲーというスタンスを隠そうともしない。
そういう中、アクションゲーム苦手なヒトには救済措置を、トクイなヒトにはより難易度の高い遊び(青コインあつめ等)を用意するのってすげえ話と思うよ。誰にでも「いい辛さ」のカレーを客の顔をみて瞬時に判断して出してるみたいな。

手にしたヒトのできるだけ多くに楽しみを与えなければならないなんて、途方も無い課題にきちんと向き合ってるゲームメーカーって世界をみわたしてもちょっとないよ。

金をかけるだけでいくらでも強くなれるよって腐れた根性のバカメーカーとは真逆のところにいる。

任天堂が背負ってるゲームに対する「責任」ってのものにしびれるね。