ニューヨークで1枚約76円のピザが売られていることを
皆さんご存知だろうか?2・3000円もするピザはどう考えても異常であり
あのおいしさを低価格で提供するのはピザ好きとしては
当然一度は考えることである
たしかにそう思うんだけどなんだか不思議な気持ちにもなるんだよな。
ガストのピザは一番安いので399円だよねテイクアウト可能
じゃなくても、オーブンで焼く冷凍や冷蔵のピザってスーパーで買うことが可能。
でも、なんだか「これじゃない」感がある。
たぶん、最初の回転寿司もそんなだったんじゃないかなと思ったりするんだよな。
パン屋のピザ風パンじゃ駄目なのか?
個人的見解だと、多くの日本人にとってこれがまだピザのデファクトスタンダードになっている気がするんですよ。それは、たとえイタリアやニューヨークでピザをたらふく食ってても。
なんていうかな、パスタとスパゲティのちがいというか。ケチャップで炒めたナポリタンがミートソースになって、ジェノベーゼになったという過程を踏んでいる最中というか。
でも、それでも、ナポリタンもミートソースもペスカトーレもイカスミも美味しくて共存してるでしょ。
どうも、そのスキマを縫って「宅配ピザは高級料理」ってのを刷り込むことに成功した感じ。
だから、ラーメン食べられないからカップ麺でって昭和の感覚で、「ホンモノ」の宅配ピザは食べられないから、パン屋のチーズのって焼いたピザ、あるいは冷凍食品の四角のピザを食べようって回路?
チェーン店のと個人経営のピザ屋だと
店にも寄るけど個人経営のピザ屋の方が段違いで美味いよね
特に生地なんかで差がすげえ出る、後は味も何ていうか飽きにくい感じがする
でもって、逆説的だけど、寿司とかとちがって、上限がまたそんなじゃないからね。だから、一流のを食べるのもけっこうカンタンだったり。おれですら世界コンテストで優勝したヒトの店で食べたことあるもんなあ(高岡市にあるの)。
たしかに美味しかったけど、パン屋のピザ風パンや、冷凍食品のピザなんてもう食べられないかってえとまたちがうもんね。
つまり、根本にあるのは、ピザって日本で、根付いていながら途上でもあるってすごく不思議な立ち位置にある料理って気がするんだよね。
ま、結論。ピザ食べたい。