小林幸子のような個人事務所は別ですが、複数のバンドや歌手を抱える音楽事務所はどこも経営状態が悪化しているんです。
バンドが活動を休止するのは、メンバーに十分に給料が払われていない、というケースがほとんど。CD等の印税収入があるからという 理由で、メンバーの基本給は10万円以下に押さえられていることが多いのですが、いまやCD売り上げの激減で年収100万円前後の バンドマンが続出。これでは食えないということで、たまらずメンバーが辞めていくのです」(音楽事務所関係者)

 最近、音楽業界を駆け巡っている「Mr.Children解散説」も、所属事務所である烏龍舎の経営不調とセットで語られているようだ。

そういうもんなんだ。
だから、どんどんライブしてバンド自体を動かし続ける方向になってるんだろうなあ。
それこそ、マドンナクラスからしてそうらしいですしね。

 数年前までは、事務所主宰の夏フェスが多数開催されるなど、「これからは音楽事務所の時代」との声も聞かれたが、ここにきてCDの売り上げの低迷と、コンサート動員の伸び悩みがボディーブローのように効いているようだ。

最近、チケットが売れてないってよくいろいろなところで目にしますね。とくにTLで。アーティスト本人がよくいってるような気がします。

これからは
生演奏を聴きたいと思わせるようなやつらじゃないと
くっていけないのだ!

つまりそういうことになるんだなと思います。

今朝方、クルマのBGMで森高千里氏の「雨」がシャッフルでかかりました。
ユーロビート系の速い曲に関してはそうだと思っていましたが、こういうスローでしっとりと歌いあげるバラードなのに、すごくデジタルシンセの打ち込み音でした。それが強烈な違和感。
つまり、それは、現在、生音が多いということです。そして逆説的に証拠となるのは、その生音の「カウンター」として初音ミクなどのボーカロイドの流行があるんじゃないかと。
森高千里氏の時代での「流行音」としてのユーロビート、デジタルシンセの打ち込み音が、現在でいうところのボーカロイドの音の感触になるんでなかろかと。

素人の場合だとYouTubeで宣伝してitunesで売るっていう仕組みが既に確立されてるよ
動画を解析して他人の音楽が使われてたらその人に広告収入が手に入ったり

ネット人口の増加によって市場は世界中に広がり続けてるのに
http://www.mynewsjapan.com/reports/1587
こういうことばっかりやってテレビにしがみ付いてるからな
10年後もCD売ってるつもりなのかねぇ

そうなんですよね。現在はかつてないほど裾野が広がっているような気がします。
それこそ、YouTubeの「歌ってみた」からはじまって。アーティストが増えた。
まあ、ピラミッドで言うところの最下層が半端ない広がりをみせているような気がする。
ただ、結果的に下が増えた分、上が「高く」なったわけですよね。金銭的にも距離的にも。

本人の意思と関係なく「私の歌を聞くことができて感謝しなさい」と松任谷由実さんのような立場に、(ピラミッドの)上の方はなってしまった感じですよね。信者は買うけど、信者は、「じゃあミクでいいです」って感じといいますか。

2000年代前半から予兆はあったのに
違法ダウンロードのせいにして根本的対策を怠ったツケ
ざまあみろってなもんよ

ほんと、この先どうするんだろうね?
おれはたぶん、これまで買ったCDを聴き続けていく感じになると思います。
で、10年後に、カセットテープにシングルが入ったのを買いに行くおっさんおばはんみたいに「まだCDできいてるんだ」って感じになるんだ。

そして、現在、CDを買って聞くという立場からすれば天国。腐りかけのバナナのアマーイアマーイ時期。

物価下がってるのにCDはバブルの頃からお値段据え置き

これでCD売れないとかほざくからマジキチすぎるわ

[暇人\(^o^)/速報 : 日本版iCloudは音楽が全く使えない JASRAC「安い価格で商品を出したくない。それが音楽業界の気持ちです」 - ライブドアブログ]

ただし、洋楽ね。邦楽は全くアカン。だから、ほしいアーティストのを買うし、なんともなれば「ほしくもないけど安い洋楽」を優先させるから後回しって状態になったり。

あと、図書館で借りるのもベンリよー。意外に新しいのもあるし、古いのは古いので「ええ?こんなのあるの」って発見もあるし。


音楽は止まらない。業界のクソジジイの寿命は止まるけどな。