爆笑問題太田光の執拗な村上春樹批判に思うこと

http://anond.hatelabo.jp/20130504222901

太田は自分の人生に影響を与えた人のベスト20に入る。村上はベスト10に入る。二人ともすごいやつだ。好きな人が好きな人を踏みつけるのは、踏みつけられた本人よりも傷つくものである。

これこれ。
村上氏の新刊についてのぜひはどうでもいいのです。読んでないし。
この好きな人が好きな人を攻撃する感じがどうもイヤな気分になるんですよね。この現象ってなんだろうな?

おれはわりと好きな人に感情移入する度合いが高いみたいで、傷つくのもそうだけど、好きな人が好きなコトやモノもけっこう追ってしまう。それでいてイマイチその良さがわからなかったりするとちょっと焦ったりもする。
たとえば、筒井康隆氏はジャズ好きですが、おれはさほどでもないときに「これはファン失格なのではないか」なんて考えてしまうのよね。ファン失格なのはいきすぎだとしても、作品を100楽しむことができないのではないかと思ったりね。「ジャズ大名」なんかそうじゃん。
筒井氏の作品に固有名詞だか商品名だけで自分の生い立ちを語るなんて短編がありますけど、そういうのを時間と好き具合が募ると追体験したろうかと思ったりもするんですよね。

だから、ちょっとしたストーカー体質なんだろうなあと。

僕は太田ファンだったので、最初のうちは、いつもの毒舌かな、ちょっと傷ついたけど、ラジオ好きだしまあいいや。と思っていたんだけど、徐々に口汚くなっていくに従って耐えられなくなった。これは決して笑いのためじゃないし、あからさまに村上本人や読者を傷つけようとしているので、悲しいやら腹立たしいやらどうしようもない気持ちになった。疲れてファンをやめてしまった。10年間ためていたラジオの音声も消した。

こういう感じもちょっとわかる。

あるときにフッと気持ちが離れて刹那的な行動をとったりするんだよね。まあ、往々にしてそんな後悔はないけど。
ただ、今でも探し求めているエロ動画はあります。そっちか!

ま、「ヒトそれぞれ」っすよね。