東宝が邦画“独り勝ち”…人気21作品が目白押し

今年の作品は「ゲド戦記」「LIMIT OF LOVE 海猿」「THE 有頂天ホテル」「日本沈没」と次々とヒットに恵まれ、11月までの興行収入が559億5000万円。12月を残して、過去最高を更新中。

今年は邦画が洋画を上回った年だそうでね。おれも今年はけっこう映画をみにいったなあ。過去10年で最多じゃなかろか。上記のも「THE 有頂天ホテル」とかみにいってるしね。

さて、この勢いを来年に持ち越せるか。2007年度のラインアップをみると、フジテレビ系人気ドラマから、篠原涼子(33)主演の「アンフェア the movie」、香取慎吾(29)主演の「西遊記」と木村拓哉(34)主演の「HERO」などを次々と映画化。また、手塚治虫の人気コミックを実写化した「どろろ」、黒澤明の名作リメーク「椿三十郎」、さらに昨年35億円の大ヒットで昭和ノスタルジーのブームを巻き起こした「ALWAYS 三丁目の夕日」の続編など、21作品が控えている。

ああ、みたいのが1本もない。奥さん「HERO」をみたがるかもしれないからみにいく可能性はあるけど。

 ベテラン映画評論家からは、「幅広い知識がないとストーリーに入り込めない洋画の文芸作品が追いやられ、ドラマやマンガが原作の万人好みの分かりやすい作品ばかりが好まれる風潮はいかがなものか」と辛辣な意見も聞かれるが、来年はどんなヒット作が出るのか。

万人が好むからこそヒットじゃないか? そしてヒットがあるからこそほかの採算割れっぽい映画も成立するんじゃないかとは思うけどね。

そういうのはそういうのでいずれヒット作に飽きたヤングのいくばくかが背伸びしたがってみるから大丈夫よ。

おれも来年はもっと難しい映画をみたいなと思ってます。

つーか、来年、松本人志監督の映画があるんじゃね? よくラジオでいってるお。