自分をすり減らさないための人間関係メンテナンス術 【第22回】ダメ上司、無能な上司とのつき合い方 困るのが自分なら、自分で手を打つ

ほどほどの悪口は「レジャー」ですから、息抜きになることもあります。しかし、毎日毎日上司の悪口を言っていると、自分自身がそのネガティブな感情に巻き込まれてしまって、結局疲れてしまいます。
 それだけではなく、やがて上司のダメな部分を積極的に探すようになり、同僚同士で上司のミスの発表会をし出したりする…。

この感覚すごくよくわかる。「いじめ」がエスカレートするのもこの図式でありますよね。

「自分は、人の悪口を言うのが趣味だ」という自覚があるなら、せめて周りの人から「ボヤキ芸」だと思ってもらえるくらいの芸は磨きましょう。毎日毎日、同じことを聞かされる方の身になってください。

お、おれのことをいってるんだな。殺す!

上司との関係をメンテナンスするために一番いい方法は、「深く考えないで、悪口も言わない」「余計なことをしないで、必要なことだけをする」ことなのです。

悪口はできるだけガマンしたほうが、いろいろとトクだとは思ってます。けっこうめぐりめぐっていろいろといきわたりますからね。