さて、最近おれのネット移動圏内において「レビューサイト論」が繰り広げられております。
ここでまとまっております。
マンガレビューサイト( [ポトチャリコミック])を運営しているものとしては、ハー、ホーと、楽しく読ませていただきました。
Amazonアフィリエイトを確認してみたところ、このあいだ書いた『この世界の片隅に』の紹介記事からは九○冊くらい売れています。
その中で1番感じ入ったフレーズ、もっといえば、うらやましくもねたましく感じたところはここです。
アフィリエイトの話は生臭いものですが、純粋に、自分の紹介記事での1番確実な成果を知る方法ではあります。なにせ金がからんでますからね。生臭い分リアルです。
アフィリエイトでいくらかお金が入ってくることもまあ嬉しいけれど、それ以上に、作品と読者の間を仲立ちできたことが嬉しい。結婚斡旋業者の喜び、といえばいいでしょうか。
セールスマンのそれでもいいですし、もっといやらしくいえば「釣れた」でもいいですし、戦闘機の機体にペイントされたドクロの数でもいいわけです。「実績」ですね。
ネットでアクションするときにもっともほしいものはリアクションです。これまではアクセス数だったり、読者からの反応だったり、他サイトからの相互リンクであったりしました。それをしての実績でしたが、それらには「実」が乏しいのです。だからしんどくなります。「届いてる感」が希薄なのですね。
参照: [届いている感で決まるネットライフ - ポ☆ニュー]
まあ、「アフィリエイトでおこづかいを稼いじゃおう!」ってアタマの弱いコンピューター書籍コーナーにある新書みたいにあけすけなやつじゃなくても、たとえ、自分のところ経由で、買わなくても、少なくとも、amazonのページにたどり着いてくれるだけでも、普通にカウンタがまわるよりはうれしいですよ。その結果はamazonで確認できますし、おれは毎朝確認してます。
「読んでもらい、興味を持った」からこそ、amazonのページにジャンプしてもらえたわけで、それは「買ってもらった」には及ばないかもしれませんが相当な成果です。かすったわけです。
そう、おれんところみたいに、アフィリエイトでおこづかいを稼ぐってのが都市伝説みたいに思うようなサイトでも、けっこう大きい「実」があるわけです。実感あるわけです。運営を続ける意味が生まれるのです。
だから、amazonで買わないにしてもおもしろかったレビューにはamazonのページにジャンプするという「意思」を伝えるというのは有意義だと思うのですよね。
「あなたの紹介(レビュー)はよかったですよ」ってのがなにより伝わるわけだし。はてなスターよりは確実に。
ま、上記のサイトにあった「おもしろくなかったぞゴルァ」問題に関しては、シンプルにそういうところは淘汰されていくから考える必要はないのかなと思ったりします。
と、淘汰されかけているのかなあおれんところ。
ちなみにここ↓どう?届いたかどうか教えて