[辻井さん作品が異例の高順位 「1Q84」登場作も オリコン - MSN産経ニュース]

なんかこの権威や格付けに弱い感じってなんだろうね。たしかにそういうのはまちがいないわけですよね。専門家の「お墨付き」ってことだもんね。1位や優勝はまちがいないですわな。「快挙」とか「日本人初」にすごく弱い。
この「1Q84」にしてもそうだよね。なんちゃら賞を取った直後の長編だからガーンと売れたって気がします。
あと映画でいえば「おくりびと」か。その監督がメガホンをとった「釣りキチ三平」はいったいどれくらい売れたのか?って話ではありますよ。

こういうハクがついたものに飛びつくのは世界的な傾向とは思いますけど、日本人の飛びつき率ってどれくらいなんだろうね?あとその後の定着しない率。

藤子F不二雄氏の短編にありました。日本中の総平均にピッタリ合致している家族を隠し撮りで観察するって話。世間のこれからの傾向がピタリとわかるって感じで。マーケティング会社が隣家族で監視している。

これも世界的な傾向とは思いますが、そういう流れに「ケッ」と感じる層もまたいるわけですよね。その割合も知りたい。

昔から「売れてる」=敵って認識がちなのでソンだなあと思ったりもするのです。

ちなみに辻井さんは全盲云々は別としてえらいビッグマウスだよなあと思ったりします。結婚して早く親を安心させてやりたいとかなあ。そういうところはちょっとおもしろい。

ついでだから書いておくと「1Q84」売れてますね。近所の書店にも「入荷したけどいる?」っていわれるくらい。別の書店は1巻だけ売り切れだったし。

[Amazon.co.jp: 1Q84 BOOK 1: 村上春樹: 本]

amazonでも売り切れてますねー。すげーすげー。とりあえずおれは「ノルウェイの森」以降を読みながらブックオフで105円になるのを気長にまとうと思います。