[土田晃之のピン芸人学 - お笑い芸人のちょっとヒヒ話]

しかし、土田晃之の吸収力は改めて凄いなあって、私も勉強になりました。^^;

内容自体は土田氏の売れるための美学や技術みたいなもので、それはそれとしておもしろいのですが、それよりも「吸引力」というコトバに惹かれるものを感じました。
そうだよ、このヒトをひきつける力というのは、本当才能であり技術であり必要なものであるなと、リアルでもネットでもすごく痛感するのです。
たとえば、「すべららない話」あるじゃないですか。あれってなにがすごいのかというと、「おもしろい話」がおもしろくなるまでの間をきちんと持たせることができるヒトの技術がスゴイのですよね。
で、それは技術でももちろんカバーできるけど、それだけじゃなくて、もともと持っているそのヒトの魅力、すなわち、ここのコトバでいうところの「吸引力」というのが必要なんじゃないかと思ったんですよね。

そして吸引力を持つヒトってのは、このエントリでの土田氏の話と、解説を読むとよくわかりますが、彼は要所でいろいろなヒトから学習してます。学んでいるわけです。他人の「吸引力」を解析吸収しているのですね。

ヒトをひきつけるヒトは、同時にヒトからひきつけられたりもするんですね。

これ、悪い例でいうと、ワンマンですごいやり手の社長がインチキ占い師にコロリと騙されるってことからも伺えたりします。

一生勉強だよなあと。よりよいインプットとアウトプットを繰り返し、よりよい吸引力を身につけるべきなんだな。

さ、場がしめっぽくなったので気分を変えるために一曲。

The Byrds - Turn! Turn! Turn! :

と、ここで土田氏と柳原可奈子氏が歌ってた「ケロロ軍曹」の「ケロっとマーチ」をかけようと思ったらなかったよ。残念。
だから、マジメに。いろいろなものは変わりますね。それと土田氏がやっていた漫才のU-turnをかけて。