「同じ」ブリにもかかわらず、新潟のブリは、氷見ブリの6〜7割の値段で売られてきた。東京卸売市場では、富山のブリが1キロ当たり約2800円の値がつくのに、佐渡沖のブリは約2100円(08年11月〜09年2月)。新潟県水産課の担当者は「なぜ同じ脂の乗ったブリなのに、氷見で水揚げされると、高く売れるのか」と不満げだ。
まあ、今や富山県でもいろいろなところさしおいて「旅館」のCMしてるところって氷見だけのような気がするものなあ。しかも、「ブリのカンバンが目印!」なんてちゃっかり乗ってるし。
まあ、同じカバンなのに向こうは銀座で売って、こっちはコピー商品扱いニダか!って怒ってるのといっしょだよな。
「佐渡一番寒ブリ」として出荷している。「一番」は「氷見よりも先に水揚げされる」(研究所)という意味だ。初導入の昨年は、63匹が売れたが、1キロ当たり最高3080円の値がつくなど効果は抜群だった。
へー。そういうもんなのね。
一方の新潟はのっぺやサケの塩引きなど「サケの文化」だ。県水産課は「富山ほどブリは食べないが、負けてはいられない。ブランド化して佐渡の漁師の所得確保にも努めたい」。
なぜこんなガツガツしてらっしゃるのだろう? どう考えても新潟のほうが栄えているのに。
ちなみに。
氷見はブリより、今、「氷見カレー」ってなんのユカリもないのにカレーを売り出そうとしてます。
参照: [カレー学会HP]
せっかくだから「氷見ぶりカレー」とかやればいいのにやってないんだよね。もったいない。