[エアコンよありがとう : 2chコピペ保存道場]

ビンボーな家に育って、1人ぐらししてしばらくエアコンなしで過ごしたけど、あるとき「買えるんじゃね?」と思って買ったらすばらしかった。人生にはいいことがあるって話し。

まあ、レスの方々と同じで、パソコン買う金があるのに、スカパー入る金があるのに、エアコン買う金がないのなとは思ったんだ。

あまりにも熱望していて、でも手に入らなかったものって
何故か身分不相応だと無意識に思い込んでてお金があっても買おうって発想に至らないことがあるんだよ。
お金のある家で育った人にはそれがわからないんですよ。

これな。すごく端的でいい解説。そのとおりと思う。
価値基準がいびつになるんだよね。これがいろいろと困らないで生きてきたヒトと、成金とのちがいなんだよね。
そうじゃなくても、たとえば、オタクの方が10万もってコミケでキレイに使うのは厭わないけど、1000円のシャツ買いにユニクロに入るのが大冒険になるってのも同じ。

とくに、設置してもらう系って非常に緊張するよね。おれも、洗濯機、冷蔵庫あたりは緊張したわ。あと、乾燥機の修理も緊張した。

次の休日にエアコンを買いに錦糸町のヨドバシに行って、2日後に取り付け工事完了。
世界が変わった。そして苦しい人生の中こんなに嬉しいことがあるなんてと、自分の自立を確信して泣いた。

あとまあ価値基準もそうだけど文章もいびつですね。
と、いうことで、おれもいくつか、世界が変わる金の使い方を考えているんだけど、まだ実行できずに、ムダにゲームやCDの中古を買いあさってるなあ。

猛暑の中、ピザの配達のバイトに励むそいつを他所に、俺はエアコンのきいた部屋でビールを飲んでピザをつまみながら、契約したスカパーで、ガンダム全話一気に放送を楽しんでいた。

これが人生か。と、思った瞬間だった。
そしてまた泣いた。
エアコンよありがとう。子供の頃からエアコンがある部屋で育った人間にこの気持ちはわかるまい。

よかったねとは思う。
ただ、彼はまたあとで「これが人生か」と思う瞬間もあると思うし。
これは多くのヒトが小中学生で得たことがあるタイプの優越感による快感だからね。

親にだれも持ってないオモチャを買ってもらってうれしいとかな。それじゃん。
しかも、「それ」がなんつーか、「まだ上があるだろ」って思えるからね。上にもあるし奥にもあるし幅にもある。すべてに余地がある。

なんつーか、現時点だと福本伸行氏のマンガに登場するキャラみたいな思考だなと。「カイジ」を欺いてほくそ笑むけど実はだれかに利用されてる的な。で、カイジに「短絡的っ!」って思われてそうな。
あるいは、唐沢なをき氏のマンガにあった「即物人間」ってな。

Life is Wonderful (Mraz)/ Drifting (Andy Mckee) cover.. upcoming London shows etc. :