「こうみえて意外にオタクなんですよねえ」
なんてのはテレビみてたら1日に1回は耳にするフレーズですものね。
あるいは、「休みの日は1日家に引きこもってますよ」とかな。

「『オタク』という単語のネガティブな意味合いが徐々に薄れつつあり、自身や他者に対してより気軽に『オタク』という言葉が使われるようになっていることがうかがえる」としている。

まあ、そもそもが侮蔑語でしかなかったし、それが自嘲するために「本人」が使いはじめ、その流れでタレントさんやらなんやら使い、一般化したって流れでしょうか。
今の意味合いとしては、「趣味」「好きなもの」の代替でしかないんで「ライトなオタク」ってのは「一般人」以上の意味合いがないような気がします。
んまあ、ザックリと昔よりアニメ絵が違和感なく受け入れられたってことなんだろうなあ。

矢野経済研究所は今後のオタク市場について、自称・他称問わず「オタク」層が増加していること、「オタク」でない層もユーザーとして多数参入していることから、今後も規模は拡大すると予想している。ただし国内市場は成熟しつつあるとして、事業者にとって海外ユーザーも含めたマーケティングが不可欠になるとみている。

それでいて「他称」されると、未だに侮蔑語の意味合いが強まるという不思議なコトバではありますよね。
「こうみえて」ってのがポイントなんでしょうかね。

んま、「ローソン」なんかで「けいおん!」商品が充満してると「なんだか未来」と思います。「戸惑い」を表現する創作ダンスを踊りたくなるくらい。土木作業員が昼ごはん買いついでにあずにゃんのウチワももらっていくかと思うとそれは未来だよなあ。

ということで、だれか「芸術」ってことで、「崖の上のポニョ」に出てきたホームの車椅子のババアたちに「あの」髪型で、「HTT」ってTシャツ着た写真を撮っていただきたいなあと思うのでした。