「ちくわサラダ」は完全武装のポテトサラダだった

http://portal.nifty.com/kiji/120609155923_1.htm

こういうのこういうの。

「ちくわの穴にポテトサラダ詰めたやつありますよね?」
「ああ、うーん、ありますね。」
しばし間。
「でも…、あれは別に…。」
「熊本名物ですよね?」
「いや、全然そんなことは…」
「好きですか?」
「うーん、普通…。そうだ!食べ物だったら刺身がおいしいですよ、天草ってわかります?(以下、刺身の話に)」

ちくわサラダに対して、おどろくほどのテンションの低さである。刺身の猛プッシュぶりを見るに、この人が元々ローテンションな人間なわけではない。あの様子はひとえに、ちくわサラダに対する思い入れのなさゆえなのだ。

地元ではアタリマエすぎてそれが珍しいとはだれも思ってない料理。あるいは食材、あるいはアレンジ。
こういうのってまだまだあるだろうなあと思うんですよね。
たとえば、地元じゃ有名なメーカーがやってるからなぜそれが変わってるのかってのすらだれもわからないような感じ。

断面。サラダはちくわの端から注入されているのではなく、ちくわに切り込みを入れて詰められている。おかげで中までポテトたっぷり。

そしてこういう工夫とか。

できそうだし、できるし、やれば美味いってのがわかるそこに住んでいるヒト以外はだれも知らない珍しいメニュー。
しかも、B級グルメとかで売り出そうと想いもつかないような。
なんだかすごいものがまだ全国に隠れてそうな気してしょうがないんですよね。
だから、おれは県外にいったら普通のスーパーや商店街を眺めるのがスキです。「なにこれ?」ってあるし。「なにこれ?」ってレベルまで達してないけど、「この地元メーカーの菓子パン美味い」だけでも大発見ですしね。

そしてちくわサラダが食べたいわ。