NEWSポストセブン|「物忘れすることは大したことないが認知症は病気」と医師

http://www.news-postseven.com/archives/20130119_166938.html

物忘れと認知症って混同しがちだけど、実は似て非なるものなんだ。

 記憶って、脳の“記憶の引き出し”の中にしまわれているもの。物忘れは、どこの引き出しにしまったか分からなくなっただけ。だからヒントを与えると「あ、それだ!」と思い出すことができる。

 一方の認知症は、引き出しの鍵が壊れてしまって、開かなくなった状態。だから物事を記憶したり、考えたり、判断したりすることができなくなってしまっているんだ。

 例えば、食事の後に何を食べたか思い出せないのが物忘れで、食事をしたことも忘れてしまい「まだご飯を食べていない」と言ったりするのが、認知症だね。

ああなるほど。認知症ってそう考えるとコワイ病気なんだな。

大人は、長い間生きている分、情報量が多い。また、仕事や家庭での責任もあるから、重要事項が多く、大切なこと以外はみんな、脳の深い部分にしまい込んでしまうんだ。だから、大人はよく物忘れするんだね。

 これに対して認知症は病気。こちらは大きく分けて、“脳血管性”と“アルツハイマー型”の2種類がある。

 脳血管性認知症は、たばこや甘い物で血管が傷つき、動脈硬化を起こすことが原因。動脈硬化を起こすと、血管が狭くなって血液の流れが悪くなり、脳の所々が死んでしまうんだ。これを脳梗塞というんだね。

 脳の傷害を受けた部位から徐々に症状が出て、記憶力や理解力や判断力がまだらに侵されていくのが特徴だよ。

 一方、認知症の中でいちばん多いといわれるのが、アルツハイマー認知症。これは、肉や乳製品の摂りすぎなどにより、アミロイドと呼ばれるたんぱく質が、数十年かけて脳全体にたまることが原因だといわれている。脳血管性認知症と異なり、脳全体が徐々に侵される点が特徴的だね。

なるほどね。でも、イルカとサメみたいに傍目にはそうフォルムとか変わって見えないのといっしょでちがいがわかりにくいような気がするわな。

と、この脳血管性のほうはすげえコワイわ。身内が大量に脳梗塞やってるし、心臓手術やっていこう毎日けっこうな量のクスリを飲んでいるのは脳梗塞をふせぐためっていうからなあ。甘いモノがマズイのな。ああ。