ふりかけるだけでうまみを感じられる化学調味料は本当に体に悪いのか? - GIGAZINE

http://gigazine.net/news/20130828-msg-glutamic-acid/

1968年の4月にThe New England Journal of Medicineで「中華料理店症候群」という言葉が使われ始め、この記事を書いた医師であるRobert Ho Man Kwokさんによると、外食の際に中華料理店に行っていると、途中から首の後ろ側の感覚消失、手や背中の痛み、全身の脱力感や動悸という妙な症状を感じ始めました。中華料理店のしょうゆに含まれるアレルギーを疑いましたが、自宅で使っているものと同じだったため除外。Kwokさんは血中のナトリウム濃度から、中華料理に使われる大量の塩が原因である疑い」と書いたのですが、NewYorkTimesに取り上げられたことから、「中華料理店症候群」は一躍有名になり、MSGに対する誤解が増加する原因の1つとなりました。

45年前のこれがいまだに有効なんですね。古い話です。うさぎ跳びで根性を鍛えるとか、コーラを飲んだら骨が溶けるとか、運動中に水を飲んだらダメなみに古いやつです。

基本、好き嫌いがないヒトは優位性を持つのです。ネギがキライ、トマトがキライってヒトよりは、エライですよね。
ところが、化学調味料を嫌うヒトだけは、逆に、化学調味料が気にならないヒトより優位に立っておられるような気がします。とても不思議な現象です。
とくにラーメン関連でブイブイいっておりますよね。ラーメンみたいなジャンクフード、化学調味料のあるなしにこだわってるくらいなら食うなよとはラーメンを作っている側として思うのですがね。

とはいえ。

去年入院して3ヶ月、化学調味料の少ない、薄味の、病院食に慣れたら、舌がリセットされたみたいで、いっとき化学調味料が苦手になりましたね。
ああ、これが「私、デリケートだから化学調味料のくどい味に耐えられないのー」脳なのかということが理解できました。
ちなみにこれはこれで一種の味覚障害だなと、自分では思います。味覚障害に機能する亜鉛を摂取したら舌の感覚が戻りましたし。

化学調味料を使った料理が)まずいならまずい、(化学調味料を使った料理が)きらいならきらいでかまいませんが、自分が「正解」みたいにいうのは止めてほしいわー。