電話だけで調書作成、捜査書類自宅放置…警官懲戒免職

前任者から引き継いだ供述調書を誤って廃棄したため新たな調書を勝手に作成したが、筆跡の違いから発覚、過去の事件分も判明した。巡査部長は「面倒くさかった」などと供述しているという。

これね、非常によくわかるわ。
おれ、1回、原付かっぱらわれてさ、その実況見分やらなんやらで、警官といって、いろいろ話したけど、ものすげえ細かくグジュグジュと書き込んでいたよ。警察の主な仕事って調書を書くことか?と思うくらい、延々書いていた。つーか、デスクワークはかなりのウエイトを占めてはいますよね。実感しましたよ。

おれは当時学生でしたけど、おれの事件1件の調書の文字数はおれの講義1ヶ月のノートの文字数より上だったような気がしたよ。ええ、ダメ学生だったさ。それがなにか。どっちかというと、麻雀の点数計算の記載のほうが多かったさ。


だから、「面倒くさかった」という人間味あふれる警察官はそら懲戒免職になるだろうけど、痴漢したり、汚職したりとかに比べると、全然マシじゃないかと思うのですよ。

郡山、二本松署で交番勤務をしていた1991〜95年には、窃盗16件、器物損壊2件の被害届や実況見分調書などを自宅に持ち帰ったままにしていた疑い。18件は時効が成立している。

まあ、こういうところは「面倒くさかった」じゃあ済まされないんですけどさ。
一応、自宅でやろうとした努力はあるんですからね。