[M−1グランプリ:「小汚い二人がガチンコ証明」紳助、サンドウィッチマンにエール - 毎日jp(毎日新聞)]

紳助氏のあけすけなものいいがおもしろかったので。
まだ、今年のM-1について語りたいと思うのは、やはり劇的な展開だったからなんでしょうかね。

大昔、NHKのBSでやっていた、「ボブ・ディラン芸能生活30周年記念コンサート」。これはボブディランの曲を生トリビュートするってやつです。ものすげえ大勢の人が歌ってました。

シンニード・オコーナーが前にローマ法王の写真を破り捨てられたことで、登場するなり演奏もできないくらい大ブーイングです。そこで、シンニードさんはボブマーレィの「WAR」をアカペラで歌い泣き崩れる。

その最低に冷え切った舞台を、ニールヤングが自分の演奏でぶっ飛ばしたんですよね。それがすげえカッコよかった。

それにはかなわないけど、敗者復活戦前までの、トータルテンボスキングコング、ハリセンボンの3つで決勝戦だとあまりおもしろいことはねえなと思ったときの、サンドウィッチマンの神がかりてきなおもしろさと、会場が爆発的に沸き、審査員の点数がガーンときて、敗者復活戦で1位通過した瞬間ってのはやっぱりしびれたんですよね。あの瞬間でサンドウィッチマンのファンになってましたもの。

M−1の賞味期限は1年間。いろんな番組がたくさん使ってくれると思いますので、そこで結果出せんと終わりやで。本番前、本番後に「すいません」とちゃんとあいさつだけしとったら、本番は絶対に思いっきり気にせんでやってね。1年たったら本当に使ってくれんようになるぞ。1年間後悔しないように精一杯頑張ってほしい。

すごくらしいエールだね。でも、たしかにそのとおりだよな。マリオカートにおける加速パネルのものすげえのに乗った感じだよな。

上記のとおりファンになったのでがんばってほしいものだと思います。伊集院氏も草野球をいっしょにやってるサンドウィッチマンの優勝はすごくうれしいけど、どうせ(エンタの神様の)五味(プロデューサー)が「おれが育てた」っていうに決まってるので複雑な気持ちだっていってましたね。

そういや、ニールヤングもそのボブディランのコンサートみてから熱が高まって2枚組のベスト買ったものなあ。

参照:
[suchi today | ニール・ヤング/シンニード・オコーナー/ボブ・ディラン/YouTube/英辞郎/新年]