[店内の漫画を「自炊」するレンタルスペースが仮オープン、裁断済み書籍を提供、ネット上は懸念の声多数]

おお、ニッチ!2010年ニッチ大賞の産業部門の最有力候補じゃねえか。

同店のシステムは、自炊機材の貸し出しに加え、裁断済みの書籍もその場で提供、「1冊いくら」の料金体系で電子書籍化できるという、これまでにないもの。

 手持ちの書籍などを自分でデジタル化する「自炊」が知られるようになってきた昨今だが、「自分の持っていない書籍をデジタル化できる」というサービスが店頭で行われたのはこれが初めてだ。

これは大昔に一瞬だけあった、ミュージックテープのダビング屋といっしょじゃないか。

昔はレコードと同じ内容をカセットテープに録音したものをミュージックテープって売ってたんだよ。
それが多数店内に並べてあり、その貸出料で、業務用のダビングマシンを使わせてくれるってサービスだったかな。
空のカセットテープも売ってたし、A面B面と同時にダビングする都合上、隙間ができてしまうのを取ってくれるサービスもあったな。

実は市内にあってけっこう愛用してましたけど、ほどなく潰れましたね。

同店では「知的財産権に詳しい弁護士と相談し、問題ない仕組みと判断した」と説明。イメージとしては「マンガ喫茶においてあるコピー機」に近いという。

ぼくは弁護士じゃないし法のことはよくわからないけど、この店はソッコーでつぶれそうな気がするわ。その理屈はわからないけどアウトということは直感的にわかるね。

しかし、過渡期だよなあ。「自炊産業」も2011年はなにか次の一手が出るんだろうか。
同人誌のダウンロード販売ってのははじまっているけど、それが商業誌に波及するかどうかってことなんかね。

いつかは屈服するかもしれないけど、2010年現在でも、基本CDで買ってるワタクシとしましては、まだ10年は大丈夫な気がするの。

料金は、28日(火)現在告知されていないが、「1冊あたり定価の1/4程度で、セット割引も実施予定」という。また、持ち込み書籍のスキャン

高いよ。そして、おれは誰になんといわれても、裁断された本が「かわいそう」でしょうがない。痛そうだ。