金ちゃんヌードルは、シンプルで懐かしい味のする醤油味。具は玉子、豚肉、エビ、しいたけ、ネギなど。パッケージに書かれた「フリーズドライ製法」といううたい文句が、子供心に「金ちゃんヌードルすげー!」という想いを抱かせたものであるが、その実はカップヌードルと同じ技術である。そのカップヌードルに比べると、出汁が多めの味がして、若干関西風味。販売年数も30年超とこちらもカップヌードルと並んでおり、販売地域では「この味の方が好き」という人も少なくない、まさにカップヌードル並の横綱カップ麺なのである。

大学進学に合わせて上京して、ひとり暮らし、自炊はじめてすぐに気がついたのは、イトメンのちゃんぽんメンと、この金ちゃんヌードルがないことだよなあ。
実は、富山県出身の立川志の輔氏がCMやってるわりにはペヤングは地元になかったんだよなあ。

と、ラーメンも地域でちがうなあとは思ったんだよな。あとニュータッチとか、マルタイの棒ラーメンも、富山じゃみかけなかった。

今はどっちもありそうだけどな。

あと、金ちゃんヌードルってタイミング的に、萩本欽一氏が「欽ちゃんのドーンとやってみよう」あたりをはじめて大ブレイクしたときに発売されたから、そのパクリだと思ってた。そのだいぶあとに「いつも新発売」でおなじみの志村けん氏のキャラクター使用の「ケンちゃんラーメン」と同じパターンで。
「欽ちゃんヌードル」にしたらおかねとられるから「金ちゃん」にしたんだろうなあとか幼心に薄汚い考えをもっていた。
ちなみに富山ではCMもバンバンやっていた(今もかしら?)

「金ちゃん」の名は徳島製粉で製造していた小麦粉の商品名「鳴門金鶴(なるときんつる)」から採用したものである。
[徳島製粉 - Wikipedia]

ふーん。

おれもこっちのほうがカップヌードルよりはラーメンに近い味って感覚があるわ。

萩本欽一(全国でCMを展開した際に起用された。金(欽)ちゃんであることから)

と、wikiの「歴代CMキャラクター」にあったわ。ちゃんと本人使ってたのね。こりゃ失礼しました。というか、それで思い出したけど、萩本欽一氏が出てこなくなって「あれ?金ちゃんヌードルなのにでない」って思ったことを思い出しましたよ。