ぶっちゃけますが、週プレに連載されていたキン肉マン2世含め、紙の雑誌だと買ってでも毎週読んでた漫画が、Web連載に変わってから「無料なのに、前より全然読まなくなった」のは事実でした。毎週読むつもりなんだけど、本屋やコンビニで目に付かないから忘れちゃうんですよね・・・

これはわかるなあ。
どう考えても敷居が低いのに、WEBコミック専門のレビューサイトってないし、あっても、紙のそれより知名度が低いもんなあ。WEBコミックならレビューしてすぐにそこで読むことができるのに読まないもんね。

[Webコミックはたまに大当たりがあるから侮れない : 2のまとめR]

たとえば、こういうのも意外にみない。

それはアマチュアにかぎったことでもなくて、紙媒体の「試し読み」も意外となんだよな。なんだろ、このPCモニタ上で読むマンガの敷居の高さって。

出版社でも個人でもいいんだけど、「本屋でたくさんの本や新作の本が一覧できる様になってる形」をWeb上でも創出してくれないかなあと思う。目に入らなければ、どんなにいい物があっても、誰も読まないし買わないんだよね・・・

で、もう3年前くらいだったかな。テレビ番組で、未来のAmazon(というかWEBでの書籍通販サイト)は、実際の書店のように表紙を眺めて買うようなこと、すなわちウインドウショッピング的なことができるっていってたけどそれはまだ実用化してないし、そもそもしなそうだよな。それってつまりヤングに人気爆発の予定だったセカンドライフみたいなことだったんでしょ?

[iPadは読むためにある:iOS 5にはNewsstandアプリとSafariのReader機能が]

おれはだからNewsstandにちょっと期待してるんだけどな。購読したら勝手に届いてくれるっての。
これを従来の雑誌的なボリュームをつけたら逆効果な気がしてしょうがないと思うんだよ。

それこそ有料のメルマガとか、マンガ絵日記な感じで、週に数回、1pから2pの「軽い」読み物が届くのが理想と思う。で、月85円から170円。
だから、雑誌というよりチラシかね。ポッドキャストの文字版みたいな。
あるいは、学生の頃やってたうちわでまわす裏学級新聞的な感じの。
これをとりあえず著名人にとっかりをつけてやらせるとちがうぞ。
あるいはすでに雑誌で連載してるののそのページだけ雑誌より「早く」掲載するとかな。

たとえば、伊藤理佐さんの「おんなの窓」とか。けらえいこさんの「あたしンち」とか。

文藝春秋|立ち読み|おんなの窓 (伊藤 理佐・著)
http://www.bunshun.co.jp/tachiyomi/200701/t9784163687803.htm

この1Pが週に2回届いて月に170円だったらおれは定期購読するね。

そうじゃなかったら、食べ歩るきエッセイでもいいし、時事コラムでもいいんだよ。
1p読んで金を出す価値があると思えるものをやればいいんだよ。

ダメかなあ。ちょっとおれも「絶対」とはいいきれないけど。