「普通にHしてもいいかなーって気持ちで部屋に行ったんです。
でも、部屋に入ってすぐHっていうのも情緒がないから、ちょっと世間話とかするじゃないですか。
それで、相手の本棚を見ながら話してたんですけど……。
『リリー・フランキーって知ってる? 超面白いヨ!』て得意げに言われたんです。
いや、普通に知ってるし、と思っちゃって。
置いてあった本自体は好きなエッセイだったんですけど。
何か薄いなーって思ったら冷めちゃって、コーヒー一杯飲んで帰りました」
えええ?なにそれ。
っていうか、リリー・フランキーってサブカルってことになるの。普通にお茶の間の人気者でいいんじゃないの?
あ、それだから「薄い」と思ったのか。
ただ、この女性のほうの気持ちはわかるよなあ。「薄い」「濃い」でいうと、濃いと感じるほうがエライみたいに思うんだよ。これってサブカルのみならず、オタクだってそうだし、リア充だってそれなりに基準みたいのがあるんじゃないの?オシャレとかで。よくわからないけど。
嵐やEXILEを聴いてる女の子と、INUやスターリンを聴いてる女の子
どっちと付き合いたいかって言ったら前者だな
実はこれなんだろうなあ。
オトコだって「ダークソウル」ガリンガリンにやってるより「トモダチコレクション」やってるほうが好かれるような気がするもんなあ。
俺はサブカル志向だと思うんだけど、仲のいい友人に近い趣味の人がいないんで本当にそうなのかはわからない
おれもそうです。田舎者の悲哀です。むりくりに聞かせたりしてはいたけど、おれとつきあいなくなった瞬間に「本来」の趣味の音楽とかきいてると、当時は「ケッ!」とおもったものですが、今は「イヤイヤつきあってくれてスミマセン&アリガトウ」って思うわ。
男は知識量やセンスの良さを有することでで女より優位に立ちたいという浅はかな欲望がある。
で、それを満たすのに便利なのがサブカルなんだよ。
薄っぺらい男でもちょっと勉強すればサブカル男=ちょっと変わってて魅力的な男になれるわけ。
寺山修司が〜とかいってれば、なんかよく分からないけど凄そう、って馬鹿な女は思うから。
でもまぁ、そういうのちゃんと見透かされてるってことは知っといた方がいいよ。
そうなんだろうなあ。
だから、ネットがあって本当に助かる。そういう「優位に立ちたい」欲を無理せず発散させてくれるしなあ。じゃなかったら自費出版とかしてたところだよ。
あと、ヤングはオタクもサブカルも優位とかそういうのあまりカンケイなく、屈託なくステキなことはステキだと無邪気に 笑える心がスキさ状態なのかとおもったけど、そういうドロドロしたところあってホッとした。
「CD何枚ぐらい持ってる?」
「200枚ぐらいかなあ」
「その中に私が聞けるの1枚でもあったらいいねって感じかなw」
なんとなく殺意覚えたわ
これが名言。いわれてみてー。サブカルの女子と話してみてー。