そんな苦労人の川越氏だけに、いまのブレイク後は人気を保つために徹底したセルフプロデュースを行っているという。
「ネイルサロンには週1で通っているし、撮影のときには血色がよく見えるように薄く口紅を塗ったり、唇をリップライナーでなぞったり、さらにアイライナーも入れたりと見た目にはかなり気を使っているようです。
これはセルフプロデュースというのだろうか。まあ、今はタレントとしての比重が重いから仕方がないのか。
まあ、この努力のおかげで「川越シェフが**している画像をください」なんてシリーズもあるんですしねえ。
川越氏は宮崎県出身だが、高校卒業後は大阪の調理学校でフランス料理を勉強。卒業後、大阪の料理店で働くが、2年ほどでその店が閉店。その後、神戸の料理店へ転職するが、阪神・淡路大震災で店が被災してしまう。
失意のまま上京した彼は、さまざまな飲食店で修業し、2000年にようやく自分の店を持った。
「出店した当初は、全然お客がはいらず、営業が終わった後に深夜のアルバイトをして、スタッフの給料を払ったりしていたそうです。一時、借金は5000万円にまで膨らんだそうですよ」
まあ、すごい。
[NEWSポストセブン|東北は今、全国でも珍しい「若者が挑戦する町」になっている]
「閉店した店を安く居抜きで借りられたんです。以前は焼き鳥屋だったって聞いてます。設備費がかからないのが魅力。閉店した店が多いから選択肢も多いし、変な言い方かもしれないけど、逆にチャンスかなって思っています」
東北は今、全国でも珍しい「若者が挑戦する町」になっている。
ガンバレ東北。第二の川越シェフとなってドヤ顔写真のパンがコンビニにならぶといいね。