選挙権があるのに投票行かない奴が多すぎる
そういう奴に限って政治を語りたがる
一番驚いたのは、知り合いの公務員の奥さんが
「私が1票投票したって何も変らないでしょ、もしかして投票してるの?w」
バカにしたみたいなあの顔は一生忘れられんだろな

つまり、どうなろうと知ったこっちゃないですよってのが「投票にいかない」方の意見のすべてなんでね。
そういうかたは、ほんと、「ちょっと黙ってろよ」とは思います。リアルでもネットでも。とくにネットで。TLやブログに投票にいかなかったこと書いてどうするのよ?だれかがニヤリって思うだけよ。

支持政党がなければ一番自分の意見に近い議員を選べ。
立候補者が全部ゴミだとしても、そのゴミの中から一番マシなゴミを選ぶ権利があるんだから。
その権利さえも放棄したら政治に何も言う権利ないよ。ただの奴隷。

日本の歴史を見ても選挙権は先人が闘争の末に、
やっとのことで勝ち取った権利なんだから放棄せず、有り難く使え。

どうしてもなければ自分で立候補する権利はあるんだから
自分で立候補するか、誰かを持ち上げて立候補させろ。

ホントそうだよなあ。Twitterのファボや、Facebookmixiのイイネや、G+の+1だってついたらうれしいじゃん。そりゃあ100ついたほうがうれしいのかもしれないけど、ひとつだけでも「ああ、おもしろがってくれるヒトがいる」ってのはけっこうな「次」につながると思うしなあ。

理屈こねてても、反省してても、いいわけを書いても、「投票してない」ってのは、つまり受験してないのと同じ。そりゃあ合格する学校はないよ。そしてそれはすべて自己責任だよな。

って、おれんところ基準に考えたらダメだわな。選挙のとき、おれんところクルマとめて1分以内にカタがつくけど、都会だとけっこう並ぶもんなあ。何回か経験あるけど。ああいうの考えるとね。でも、投票所が遠いから投票にいかなかった、その日に用事があったからできなかった、ってのは、まったく通用しないよな。不在者投票とかいろいろな手段はあるんだし。

で、この記事を知るきっかけになったTumblrで流れていた名文を。

どうして普通選挙と言うものが導入されるまでに多くの血が流されてきたのか
どうして黒人が命を賭してまで選挙権を得ようとしたのか
どうして在日が法を歪めてまで選挙権を得ようとしているのか
どうして学会員が義務のごとく選挙権を行使し、そして周囲にまで投票の勧誘をしてくるのか

選挙権って言うのは人数で薄められてるから気付きにくいだけで
それ自体がとてつもない力を持ってるんだよ
ある人間が選挙権を持っていて、選挙に行って、投票する
それが確実に行われると分かっているだけで、
投票される側はその人間に配慮した政策を取らざるを得ない
逆に言えば絶対に投票しない人間に配慮する必要なんぞ欠片もないわけだ

たとえ今この瞬間に自分が支持すべきベストな相手が見当たらなくても
その中から1番マシな奴を選び続けて、自分が持っている権利の力と票を入れられる要素をアピールして
次はもう少しマシなメンツの中から選べるような未来への一歩を積み重ねていかなきゃいけない
「信念を持って投票しない」なんて言ってる奴は、その権利を投げ捨てて他の奴に無償でくれてやってるようなもんだろ

民主党が圧勝した前回の総選挙でも、実際には候補者個人の投票差はそこまで大きくない
信念を持ったつもりになってるだけの奴等が投票に行っていたら結果は多少違ったかもしれない
そしてその違いは雪崩れるように起こっている出来事を少なからず変えていたかもしれない
投票しないで「政治が俺達の方を向いてない」なんて冗談でも言うな

と、個人的に某ブログのヒトにたいしてすごく思う。選挙にいってないことを反省したり、選挙にいってないことを報告した返す刀で、政治的な記事を書くなよって。説得力皆無だぜ。