音楽CDや配信が売れていなくても個人の音楽を聞く時間は減っていない可能性

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これらはどれも発売から相当日が経ってっているものですね。しかしながら、これらに飽きるということはありません。むしろ聞き込んでいて、何かの度に聴きたくなるものばかりです。つまるところ、このような過去に出た名作(勿論人によって異なりますが)が、最近は多く聞かれているのではないかというのが一つの推論です。

近年、CDを購入しても多くの人はいちいちCDをデッキに入れ替えるのも面倒だし、iPodなどの中にも入れたいので、まずAACなりMP3なりにエンコードしてから聞くというスタイルになっている人が大半と思われますが、そこではいちいち古いCD出してくる手間が省け、聴くことが出来ます。このように持っている曲をどんな膨大であろうとも全部並列的に管理できるということは、すなわちCD時代にはよほどのものではないと棚の奥にしまわれがちだった旧作を簡単に、何度も聞くということが出来てしまうのです。当然所有しているものですので合法で。

この意見に目からウロコです。そうじゃ。おれの場合はまさにそうじゃ。

iPodに惚れこんでいたように思えてましたけど、実際問題、iTunesとの同期というシステムに惚れていて、おれは5年くらいかけて手持ちのCDを全部iTunesにインポートすることにしました。だぶったりいろいろありましたが整理したら600GBほど。
そして、それをPCで、聞こうとおもえばPS3経由で家庭用サラウンドAVシステムでも、そして、当然ですが、iPodにいれて、外でもクルマでも聞くことができます。
新しいものも聞きますが、「あ、あれ聞きたい」って思った瞬間にiTunesで検索してそれを聞くことができる。
iTunes以前、「あ、あれ聞きたい」と思ったとき、多大な時間をかけて1番多かったのは「あきらめる」でした。

そしてiPodにも、そのアーティストの手持ち音源が全部とか入りますからね。

もうそれで一生しのぐことができる?

と、ふと思っても不思議ではないです。思う方も多いみたいですよね。よく識者によるその手の宣言をみます。津田大介氏や小田島隆氏など。

音楽が好きな一般人でそれなんだから、普通に流れる音楽に耳をかたむける程度の方はどうじゃ?と。

まあ、いまさら遅いけど、ネットで1分30秒以内なら音源を流してもOKにすればよかったんじゃないかと思うよなあ。
なんで1分30秒ってのはアニメのOPEDの時間ですけど。ラジオで「1曲」としてカウントされるのもたしか1分30秒とかじゃなかったっけ?

そうすれば、爆発的にその曲の知名度があがるし、「知った」ひとがが多いほど「いい」と思うよなあひとも多いみたいし、その中から「買ってフルバージョンを聞きたい。カップリングを聞きたい」ってひとも少なくはないと思えるのです。
ま、絵に描いたようなキレイゴトだけどさ。
不正ダウンロードするから音楽の売り上げが落ちる。だから法規制を強化するってのは、逆に絵に描いたような「キタナイゴト」ですからね。
ほんと才能のない絵描きが描いたきたない絵だよ。