NEWSポストセブン|マックの期間限定商法「飽きられるのも早い」とバーガー研究家

http://www.news-postseven.com/archives/20120816_137633.html

「これまで安売り競争をやり過ぎたために、客はおいしくなければキャンペーンで安売りしているファストフード店を渡り歩くという消費行動になってしまいました。だから、期間限定のバーガーは4割ほどと高い原価で食材を仕入れ、付加価値をつけることで客数を増やす戦略。その代わり、ポテトやドリンクなど原価率10%程度のサイドメニューを一緒に注文してもらうことで全体の儲けを調整しているのです」

あー、なるほど。
でも、記事の最初の方にあったように、マクドナルドに準じるようにほかのチェーンも高値バーガーの路線に向かってるよな。モスの野菜バーガーやら、ロッテリアは川越シェフ監修で絶品チーズバーガーとかな。
ここで変化球を決めようとするメーカーは居ないもんかね。バーガー1個の値段で2個とか。

いまや300円も出せば牛丼やコンビニ弁当などが食べられる時代。期間限定商法はハンバーガーチェーンのみならず、いろんな業界を巻き込んで消耗戦を続けているだけともいえます

コンビニはコンビニでアニメ系やらのネタを仕込んでるしな。

「この食材をハンバーガーに入れると本当においしくなるという味の追求ではなく、単にご当地メニューに仕上げれば注目度が高まるという順序が逆の開発手法をしているに過ぎません。そんな話題性ありきでご当地文化を使い捨てていっているだけのマーケティングを続ければ、結局は販売期間の終了と同時に客にも飽きられていく――という悪循環の繰り返しです」

ああ、これもわかるな。

[直巻 ザンギマヨおむすび|商品情報|FamilyMart]

今、さっき、はちゅねミクまんといっしょにこれを食べてみました。なんでも生まれ故郷の北海道名物の唐揚げ「ザンギ」が入ったオニギリだそうで。
美味しかった。美味しかったけど、これで「ザンギを食べた」って気になるのはまちがいなんでしょう?でも、まあ、「こんなもんか」って感想は持ってしまう。
これは、だからどっちかというとファストフードよりコンビニや物産展とか地方のあちこちの土日で商工青年会が主催してるグルメイベントが仕組むワナだよな。ご当地グルメをよくいじるじゃん。そして「こんなもんか」って思わせるじゃん。

今、マクドナルドも世界各国の味をベースにしたバーガーやってるし、モスバーガーも日本のB級グルメ的な名物を利用したバーガーやるしなあ。たしかにこのパターンは「消耗戦」ではあるよな。

ただ、それで生き残るところは生き残るからなあ。富士宮やきそばとか。今、テレビCMでやってるよ。今度のグルメなんちゃらで出店するって。

ちなみにはちゅねミクまんは美味くなかった。あと、モス野菜バーガーは食べてみたいと思いつつ食べないパターンなんだろうなと。
電車通勤電車通学の都会の方には思いもよらないでしょうが、モスバーガーマクドナルドもクルマでそこそこのところにあるのでけっこうハードルが高いのです。