仕事の順番は“重要度”でつけてはならない:日経ウーマンオンライン【バタバタ状態から抜け出すインバスケット思考的優先順位】

http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20120806/131661/

これわかるわ−。
考えてみたら、おれはずーっと女性の中にいて仕事してたからなあ。

一人がごみ片付けを始めると、どんなに忙しくても全員が同じ作業を始めます。男性から見ると少し不思議な行動なのですが、女性では当たり前の和を保つ行動なのです。また、やり残した仕事があり、それを誰かに引き継ぐように指示をすると、多くの女性スタッフは嫌がります。他人に迷惑を掛けたくないのですね。

これな。
「いっしょ」にしたくなるってのはもう絶対なんだろうね。1人はこれやって、そのあいだにもう1人はこれをやるってのはもう本能レベルでイヤ。だけど、規則や命令だからいやいや従うけど、気が抜いたらかたまってしまう。

重要という観念は主観であり、主観で優先順位を決めるから、時には他人から見れば「なぜ、その仕事から始めるの?」と疑問を感じられるのです。上司から仕事の進め方や段取りができていないと指摘されるのもそのせいです。

これもこれも。
なんでそんなことしてるの?って他人が思うようなことが仕事をすすめる上で重要ってのは全員ありますけど、やっぱり女性が強いですね。そして「絶対」に直さない人はいますね。その他人にはどうみても必要と思えない手順を踏むために比喩でもなんでもなくて「命」をかける人がいます。当店に勤めているパートなんですけどね。
ゆでたタマゴを流水にさらしたあとは、わざわざ用意した皿の上に置かなければならないとか、そういう細かいマイルールが山のようにあります。それらはだいたいおれの目から無駄なダンドリに見えますし、実際無駄です。彼女がいないときにはバンバン無視して進行してます。それまでもそうしてきましたしなんの不都合もありません。

落合博満監督(今もだっけ?)がよくいってる「俺流」。これって実は女性は全員そうなんじゃないかと思ったりします。全員、決められた手順のなかに無数の細かい「俺流」を紛れ込ませて、なかには部下や上司にそれを従わせたりしてるような。

“重要度”という考え方よりも、“影響度”という考え方で優先順位を決めるべきなのです。影響度とはその仕事をしないことによって生じる周りへの影響の度合いです。影響度の軸には以下のようなものがあります。

・損失…その仕事をしなければどのような損失が出るのか。もしくは出る可能性があるのか。
・範囲…その仕事をしなければ誰に迷惑をかけるのか。個人かチーム全体か、会社全体か。
・独自性…その業務は自分しかできないのか
・進行状況…影響が広がっているのか、それとも止まっているのか。

思いました。これができる女性が「仕事ができる」人だし、「頭のいい」人だと。ま、男性にも当てはまるけど。

そしてさらに思いました。これってただパートのオバハンの悪口を書いただけなんじゃないかって。

いや、ま、5月6月7月とガチンガチンに入院していた2012年、女性の職場である総合病院も上記のことは当てはまってましたね。プロ意識は高かったですけど「俺流」がそれぞれあって面白かったです。