ゲームのプレイ動画を視聴した半数が、視聴をきっかけに購入!

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ゲームのプレイ動画、75%が「視聴経験アリ」 視聴きっかけにソフト購入するケースも「プレイ動画がきっかけでゲームを購入したことがあるか」という質問では、2人に1人が「ある」と回答。

そういわれてみればネットで話題のゲームを「どんなもんじゃろか」と最初にみるのは公式サイトじゃなくて動画サイトだったりするね。

しかし動画見て買うのやめる奴のが多い

そう!
実はここんところがとっても大事。
音楽CDの売れ行きが悪いのも、ゲームも売上が落ちてるのもつまりはこれ。

動画で見て、聞いて、「つまらなそ」と思って止めるんだよ。

それってすごくシンプルなところで制作側が悪いんじゃない?
これまでは「おためし」ができなかったから買うしかなかったわけでさ。
そしてそれはすごくおかしな状態だったわけです。1990年台からちょっと前までかね。
永六輔氏のエッセイで書いてありましたね。「CDを予約して買う異常性」みたいなこと。
考えてみれば、テレビやラジオで流れたのをきいて「いいな」と思ってレコード屋で買うのが「普通」だったわけだし、少なくともアナログレコードの時代はそれがアタリマエでした。今や、予約して買う急先鋒がアナログレコードだったりはしますけど(たいてい数量限定だからね)。
それが好きなアーティストだから発売日にノータイムで買う。これって「一部」のヒトがやることだったのが全員がそれに倣ってしまった。なぜなら初回限定とか予約特典とかいろいろなオトクがあるから。
その魔力が途絶えてしまったワケですよね。それはだれもが「聞こえない」ことにしたいけど「質の低下」ってことがいえたりもするんじゃないでしょうかね。

個人的にそんなことはまったくないと思いますけど。「今」の音楽もすばらしいものが多いです。今年発売でお!ってのはいくつもありますし。
この場合の「質の低下」は相対的なところが大きいんじゃないかなとか。
低価格や、他の娯楽、趣味や仕事にとられる時間とかね。すべての敵はスマホだったりとか。

85円のアングリーバードに勝てないとゲームはスマホに負けるとか言われたりなあ。
シロウトがボーカロイドに歌わせてタダで聞かせるカバーに勝つとかさ。

だから淘汰されていいのかもなあと思ったりもしてますけど。音楽で食うってのは本当に一握りのヒトができる「すごいこと」ってすればいいんじゃないかなと。
ま、ゲームも。