http://www.news-postseven.com/archives/20121116_154051.html
日本テレビ系報道番組ディレクターA:反動も出ている。ロケに行かず、ひな壇に芸人を並べるだけのトークショーが増え過ぎたため、特番の時期には局内のスタジオが足りないという現象が起きている。局外のスタジオを借りるとセットの運搬だけで100万円以上かかる。それを穴埋めするためにひな壇芸人を5人から3人に減らし、芸人を二流から三流にするしかない(笑)。内容よりカネ優先は業界の常識です。
金がないって理由で芸人のトークショーが重宝され、そのために「ひな壇芸人」なんてジャンルまで生まれたけど、それすらもう終焉が近づいてきているんだな。
だからといって、「徹子の部屋」や「さんまのまんま」みたいなことをするに足る芸人っていないしな。
わかりやすいところで「アメトーク」ね。これが雛壇芸人というコトバを生み出したんだろうけど、そもそもは雨上がり決死隊とスターの方のサシのトーク番組だったんですよね。いつのまにかあんなになったけど。
コトバを生み出したのが「アメトーク」なら、概念を生み出した「ダウンタウンDX」にしてもそれですよね。あの番組、今のたくさんあつめてにぎやかトークショーのフォーマットに落ち着くまではいろいろな形態があったし、最初の最初はダウンタウンとスターのサシのトークショーだったんですよね。1回目のゲストって菅原文太さんじゃなかったっけ?
そのあと「世に連れ」でゲームショーだったりもしてましたよね。たくさんボールもって穴に投げてどれくらい入ったか競うとかな。
深夜の番組とか、たまにこういう時期に単発で実験的にやる番組とかは「次」へ、その萌芽がみてとれますね。
「くりぃむナントカ」からの流れでありながら、徹底的にチープな作りになってるのがこれです。
くりぃむしちゅーに芸人1組から、コンビでは出さずにピン芸人か相方レスで3〜4人。それでいて30分の番組を成立させているのはくりぃむしちゅーの腕前なんだろうなあ。
そして、サシのトーク番組以外での芸人が生き残るパターンってこれになるんだろうかな。
ああそうだ。
これはサシの番組ですね。意外にブラマヨが頭ひとつリードしているってことなのかしらね。
ま、どうするどうなるテレビ業界ってな。